連日の新型コロナウイルスの報道がやみませんが、小中学校の休校は春休みまでで、4月からは、子どもたちの登校ができるめどがたちましたね。サクラを見ながら、少しホッとしました。今後、プロ野球、Jリーグなど多くのスポーツが観客ありで開催され、私たちの心が少しでも明るくなれるように祈りたいです。
オリンピックも、聖火が日本に届きました。その光景を見ると、何とか通常開催の奇跡を信じたいですね。
さて、節分では、恵方巻きを食べましたが、今や太巻きは、黒子の食品メーカーの力なしでは考えられない食材なのです。
太巻きの具・・・あれをスーパーの厨房で1つ1つの具材をセットしていたら・・・あれだけの量が作れません。実は、薄焼きの卵に包まれた具材を専門に作っている食品会社があるそうです。
スーパーの厨房スタッフは、海苔と御飯をセットすると、その上に冷凍の具材を置き、キュウリやレタスなどの野菜を添えるだけで、太巻き寿司の完成です。厨房スタッフの作業効率と人手不足も解消されるのです。
コンビニでよく見かける、卵の黄身が乗ったカルボナーラ・・・その卵黄は、たまごを主成分とする加工食品だそうです。普通の卵黄ならレンジでチンすると固まってしまいます。ところが、この卵ならレンジでチンすると、とろ~り溶けて、できたてのカルボナーラのようになるのです。
この加工卵を作っているのは、キューピーです。さすが、たまごに関しては様々なノウハウを持っていますね。
素材にこだわり・・いわくいんねんがあり・・できたてつくりたてにこだわる・・こんなこだわりの食べ物と対峙するのは、どちらかというと、非日常の食事ですね。私たちが毎日口にする食べ物の中には、こうした、名前も知らない黒子に徹する食品メーカーの存在があるのです。食べ物は、奥が深いですね。