「食事力」を鍛える

屋上ファームの菜の花が鮮やかな黄色です。冬にチンゲン菜の種を蒔いたのですが、葉を鳥にほとんど食べられてしまいました。そのままにしていたのですが、今は春を象徴する光景となっています。今日も花摘み女子が、両手にいっぱいの菜の花を抱えて嬉しそうです。

 

さて、新型ウイルスの治療薬が早く開発されて沈静化して欲しいと願うばかりですね。しかし、こうしたウイルスや細菌の暴走を薬で抑えることはできても、最終的には自己免疫力がないとなかなか病気は治りません。病気を治すのは、薬ではなく、自分自身の力と考えるのが自然ですね。

 

つまり、自己免疫力や抗酸化力、排毒力などを高めないといけません。

 

私たちが病院に行くと、抗生物質などの薬と一緒に「強い薬で胃を痛めないように胃薬を出します」と言われます。抗生物質は細菌を殺す役割を果たしますが、同時に腸の中の「良い菌」も殺してしまうので、お腹の中の菌のバランスが一気に変わってしまって、免疫力が落ちてしまわないように、胃薬を同時に飲むのです。

 

この胃薬って、何だと思いますか。実態は、ビフィズス菌や乳酸菌だそうで、善玉菌をお腹に入れて、腸内細菌のバランスを整える役割を担わせるそうです。

 

腸内細菌は、ストレスに弱く、精神的なストレスだけでなく、睡眠不足、暴飲暴食、添加物の過剰摂取などでもバランスが失われます。

 

昔は、貧血になったらホウレンソウを食べなさいと言われていましたが、現代では、農薬や過剰な肥料に依存するホウレンソウからは、ほとんど鉄分が期待できないそうです。

 

私たちが食べるものも、できるだけ自然の摂理にあったものが必要ということですね。農薬を使っていない野菜など、食べ物をきちんと考えてチョイスすることが、私たちにとって一番身近な生活習慣である「食事力」を鍛えることにつながるのです。

 

そして、病気に強い体を作っていきたいものですね。