新型コロナウイルスの暗いニュースの中でも、子どもたちが屋上で元気に遊ぶ姿を見ていると、ホッとした気持ちになりますね。冬に球根を植えた花壇には、クロッカスの花が咲き始めました。春を感じますね。
さて、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、自宅などで働く「テレワーク」を導入する企業が増えています。保育園でも、テレワーク勤務のパパがいたり、私の長女もテレワークと出社が半々です。
しかし、日本では、まだまだテレワークはなじみが薄いので、各企業も試行錯誤の対応のようです。もちろん、接客業、看護師、教員、保育士、公務員など、テレワークができない職業もたくさんあります。
今は、緊急事態ということで「電話営業」でも仕方ないなぁ~とお客様は思っているものの、営業職は、お客様と顔を合わせて商談することで、信頼関係が生まれるものです。
私もかつて、営業マンとして得意先のお客様に顔を売っていたわけですが、パソコンを携帯していたので、企画書作りなどの事務仕事は、もっぱら、ファーストフードのコーヒー一杯で、効率の良い仕事ができました。会社よりも業務がはかどります。
逆に、出社した方が生産性があがる仕事もありますね。テレワークと通常勤務を上手に組み合わせることが、これからの企業の課題かもしれませんね。
時代の流れとして、テレワークの普及は確実に広がっていくでしょう。ある指標によると、テレワークの普及による国内総生産(GDP)の押し上げ効果は、3兆4000万円といわれています。出産や育児、介護などで働いていない人が労働市場に参入することで約3兆円、通勤時間の削減で生産性が向上することで約4000億円の経済効果が見込めるそうです。
そもそも、政府は、東京オリンピック・パラリンピック期間中の混雑緩和などを目的にテレワークを推進してきましたが、新型コロナウイルスの影響で、思わぬ予行練習となったのかもしれません。
どちらにしろ、仕事の取り組み方は、日々進化させなければいけないことだけは、間違いないですね。