今日は、「東大宮演劇祭」に子どもたちを連れて行ってきました。地域の芸術を育てようと、東大宮コミュニティセンターが中心となって、演劇にチャレンジしたい一般人を巻き込み、劇団レインボウ城の指導を受けます。それぞれ、仕事が終わってから練習を重ねたそうです。そんな演劇ワークショップのメンバーも今日の舞台に上がりました。
仕事や家族もある中で、自分のやりたいことをできる範囲で楽しんでいる人たちを見ると、素直に「いいなぁ~」と思いますね。私の長女の同級生のママは、何十年も、演劇を続けているのですが、私と同じ年齢なのに、舞台に上がると、まだ30代にしか見えません。子どもたちから見ても、「お姉さん」で通ります。
役者として舞台に立つと「もう一人の自分」が表現できるのかもしれませんね。今回の演目は、大人のコメディだったので、子どもたちには、分かりにくい内容もあったのですが、園長が笑うと、子どもたちもつられて笑っていました。
さて、日本では、理系職の志望率は、女子よりも男子が圧倒的に高いですね。「リケジョ」という言葉が使われる所以です。しかし、世界を見渡すと、イスラム圏では、日本と逆の傾向だそうです。
国策として、科学技術教育に力が入れられ、この分野では実力主義が徹底しているので、高い給与を得られると踏んで、女性が多いとのこと。宗教的には女性への統制が強いので、その反動とも言われています。
OECDのデータによると、日本では、男性の場合は文系職も理系職も、平均すると年収に大きな差がないのですが、女性の場合は、年収の上位25%に占める割合が、文系の倍が理系というデータとなっています。
「女子が理系なんて・・・」という思い込みは、いかに損であるかが分かりますね。単純に、年収が多い職業を女性が考えると「リケジョ」は高収入ということになります。
理系の男女比率をまずは、五分五分にするには、どうすればいいものか・・・そうだ、中学校・高校の理数系教員の女性比率を高めるのが得策かもしれませんね。