昨日の寺子屋・・・屋上ビートルハウスでは、幼虫のフンの掃除をして、腐葉土が減ってきたので、今日は新しい腐葉土を50リットル入れました。夏まで、カブトムシの幼虫は腐葉土を食べ続けます。
腐葉土を入れる前に、幼虫を一度外に出します。ざっと20匹のまるまる太った幼虫が出てきました。小さい園児も、カブトムシの幼虫を見て、目をまん丸させて、好奇心ビームを放っています。(笑)
あと、4カ月は、腐葉土の中で、幼虫として過ごします。
さて、昔の話を思い出しました。30年以上前の、私の社会人デビューは、神戸のホテルに1カ月宿泊しての研修から始まりました。4月1日が入社式でしたので、前日の3月31日にチェックインして、部屋にこもって私が最初にはじめたのが、「ジグソーパズル」です。
深い考えはなかったのですが、社会人になるにあたって、集中力でも身につけようと・・しかし、同期の連中にその姿を見られ「こいつ、ジグソーパズルなんかに没頭して大丈夫かい!?」と心配されてしまいました。しかし、それなりに「変わったやつ」ということで、インパクトが残せたようです。
ある校長先生が、うまいことを言いました。「学校ってジグソーパズルのようだな」です。ジグソーパズルのピースは、隣りのピースと組み合うようになっていて、似た形のピースが複数存在します。しかし、全く同じ形をしたピースはありません。そして、「1ピースでも欠ければ、全体の絵が完成しない」のです。
保育園でいえば、昨年のクリスマス発表会・・・例えば、劇の演目は、主役もわき役もあって、セリフが多い子も少ない子も様々です。ジグソーパズルで例えると、キーとなる絵の部分のピースもあれば、ただ青いだけの空のピースだってあります。
しかし、空が欠ければ、パズルは完成しません。つまり「1つとして同じ形がない」けれど「どれも同じ価値がある」と言えるのかもしれません。これは、子どもたちにそっくり当てはまることですね。
保育園でも、学校でも、毎年ピースとなる子どもたちが変わります。同じパズルは二度と作れませんが、今年の最高傑作を完成させるべく、先生たちも子どもたちも頑張るのです。
あ~何だか、ジグソーパズルがやりたくなってきました。(笑)