今日の屋上は、昨日の雨で、水たまりがいっぱいです。久々に子どもたちは、靴をビショビショにし、洋服の着替えラッシュです。「洋服が汚れるから、水たまりに入ってはいけません!」なんてことは言いませんので、子どもたちは、大好きな水たまりで楽しく遊びました。
さて、この春、定年退職などをきっかけに、春から会社組織などから離れて、新しいことに挑戦する人もいると思います。そこで、「どうですか・・・地域デビューしてみませんか?」
60歳で定年退職した埼玉県の男性は、声がかかるままにマンション管理組合や自治会の役員に就いたそうです。今では、地元自治体の行財政改革推進委員会の委員にも応募し、採用されたそうです。
「頼まれるうちが花。頼まれごとは断らず、引き受けてみては・・・暇な毎日よりはずっといい。視野も広がるし、何より誰かの役に立てて幸せです」と語ります。
大阪府に住む男性は、65歳で退職。自治会の当番がまわってきた時に、役員になったそうです。住民が描いた絵を集めて展覧会を開催するなど、1年の任期が終わる頃には地域の人の顔と名前が一致するようになり、雑談できる相手が増えたそうです。
「地域のことをよく知らないまま40年以上ここに住んできたが、『この街で生きている』という実感が持てるようになった」と言います。
「コミュニケーションの心得は、まず人の意見を聞き入れること。心をオープンにして自分をさらけ出すため、飲みニケーションも重視している」と、あるおっさんも語ります。
シニア世代で、男女差が明らかなのが、コミュニケーション能力ですね。女性は、子どもに関連するPTAなどを通じて地域との関りを深めてきた人も多いですが、男性は、どうしても仕事以外の人脈を持つのが上手くありません。
ここで、シニアの女性からおっさんへのアドバイスです。
「まずは笑顔であいさつ。これだけで印象が全然違います」
「少しでもいいので、自分から話してみる。謙虚な気持ちでいろいろ教えてもらい、慣れてきたら少々ユーモアを交える」
「プライベートなことは、相手から話してくるまでは聞かない」
「どんな意見もいったん受け止める。文句は提案に変える。自慢より失敗談を」
どうですか・・・これができれば苦労はないですね。おっさんは、かなり不器用ですので。(笑)
でも、いくつ年を重ねても、新たな人間関係は、人を健康で元気にすることだけは間違いありません。