教員の担当学年の男女差

女子を中心に、子どもたちは、バレンタインカタログに夢中です。実は、髙島屋のバレンタインンカタログを4部、保育園の本棚に置きました。高島屋のカタログは、本のように分厚くて、様々なチョコレートが多く掲載されています。

 

「○○はねぇ~このチョコレートがたべたいなぁ~」「えんちょうせんせいがすきなのは。このチョコレートでしょう」なんて、勝手に私の好みが決められていたりします。

 

おやつの時間、甘いものが苦手な園児も、なぜか、「チョコレートが嫌い!」という園児はいないのです。明日のおやつは、バレンタインデーなので、デザートバイキングです。子どもたちは、今から楽しみにしています。

 

さて、今日も保幼小連絡協議会で、さいたま市立指扇小学校に行ってきました。教頭先生と様々な話をしました。10年以上前に、私がPTA活動でお世話になった小学校なので、応接室には、歴代のPTA会長の恥ずかしい写真が並んでいます。私の名前が珍しいので、すぐにわかってしまい、少し、突っ込んだ話もしてきました。

 

教頭、校長といった管理職試験を受けない先生が増えていることや、最近の保護者対応のことやPTAの話などをしました。

 

私は、「生涯現役主義」で、管理職になれる力があっても、ならない先生を多く知っています。しかし、「子どものために」という同じベクトルで、管理職でしかできない、教員、保護者、地域を巻き込んだ仕事ができるはずです。考え方は、色々ありますが、「教頭先生が学校で一番忙しい」かもしれませんが、やりがいがたくさんある仕事だと私は思っています。

 

さて、今日は、そんな学校の先生の話です。今日も1年生の授業参観をさせてもらいました。担任は、全員女性の先生です。

 

実は、文科省の「学校教員統計」によると、男性教員の半数以上が5・6年の高学年の担当に対し、女性職員の半数以上が1・2年の低学年を担当しているそうです。この傾向は、過去40年間でほとんど変わっていません。

 

高学年になると、反抗する児童が出てくるので、秩序維持のため、男性職員が良いと思われていたり、育児中の女性教員の場合、授業時間が少ない低学年の方が好都合な面もあると言われています。

 

もちろん、担当学年は、本人の希望を配慮して決められているというのが原則ですが、40年間変わらないというデータを見ると、適性や能力を度外視して性別で割り振りされている実態があるかもしれません。

 

世界の学校のデータは把握していませんが、普通に、どの学年の教員でも男女の構成比がバランスが取れている方が、適正と思ったりもします。来週、訪問する小学校で、先生方に聞いてみることにします。