四国八十八か所巡礼

今日は、子どもたちを連れて、四国八十八か所巡礼をわずか30分足らずで、終えることができました・・・何のこっちゃ?ですね。

 

実は、さいたま市岩槻区にある「岩槻大師」に行ってきました。本堂の地下は、凄いことになっているのです。今日は6人の子どもたちが一緒だったのですが、最初に寺の住職さんから、お遍路さんたちが身につける白い衣が渡されます。子どもたちは、「なんだ!これは!」とざわめきます。

 

白装束の背中には、「南無大師遍照金剛(なむだいしへんしょうこんごう)」の八文字が刻まれています。なかなか決まっています。子どもたちは「かっこいい!」と大騒ぎです。

 

そして、住職さんから、お参りのうんちくや約束事の話がありました。子どもたちは、半分わかったようなわからないような???です。そして、地下の秘密の場所に入っていきます。いきなり、真っ暗な空間です。子どもたちは、住職さんと園長につかまりながら、前に進むと、そこにはすごい光景が待っていました。

 

一番から順番に八十八番までの弘法大師像が、整然と並んでいるのです。ここは「四国八十八か所お遍路道場」と言われる場所で、この一体一体の地下仏像をお参りすると、四国八十八か所のお遍路をしたのと同じ功徳が積めるというものなのです。ちなみに、四国八十八か所を歩いて巡礼すると、50日間かかると言われています。

 

ありがたいことに、八十八の仏像の下には、それぞれのお寺の「お砂」が入った座布団が置かれていて、その座布団の上に立って、「南無大師遍照金剛(なむだいしへんしょうこんごう)」と声に出してお参りをするのです。

 

子どもたちは、住職さんの教えの通り、88回も「南無大師遍照金剛(なむだいしへんしょうこんごう)」と唱えたのです。根気よく頑張りました。

 

そして、厄払いのシーンも子どもたちは見ることができました。僧侶が唱える力強い写経と御払いの儀式に、圧倒されていました。

 

私も、貴重な体験でしたが、四国には行ったことがない子どもたちも、この神秘的な体験に、心が洗われたかもしれません。

 

ちなみに、「飛行機のパイロットになりたい!」「電車の運転手になりたい!」「ポケモンゴーでたくさんのポケモンをゲットしたい!」と言ったところが、子どもたちの願い事です。(笑)