さいたま市の大宮駅に隣接する「宇宙劇場」では、2月に、ふだんは一般上映のない平日の午前中を活用して、保育園や幼稚園の年長向けのプログラムを組んでくれます。今回、ホワイトきゃんばすも初めて参加させてもらいました。
卒園までの、想い出作りの1つにしたいだけでなく、サマーキャンプで、プラネタリウム鑑賞を宿泊施設で経験したので、今度は、冬の星座を勉強するのもねらいの一つです。
朝から「ワクワクドキドキ」の年長園児です。他の園児は、当然「いいなぁ~自分も行きたいなぁ~」と言ってますが、「年長さんになって、サマーキャンプをやってからね」と言うと、納得してくれたようです。
今日は、7つの保育園が集まりました。ホワイトきゃんばすは、一番乗りです。子どもたちは、宇宙劇場の職員に、すぐに質問を始めます。「これは何?」「あれは何?」といった感じです。丁寧に、ニコニコ笑って答えてくれます。
その後、続々と他の園の園児がやってきます。みな静かに座っています。ホワイトきゃんばすの園児だけが、相変わらず「あーだこーだ」おしゃべりがつきません。最低限のマナーの中で、自由度がある程度認められているのが、ホワイトきゃんばすなのかもしれませんね。
そして、上映が始まると、またまた、ホワイトきゃんばすの席が賑やかになります。クイズ王の「○○君」が、星座についても、その知識を爆発させます。
「夜になって、月の次に夜空に現れる星は何?」と解説員が問うと、すかさず「きんせいです!」と館内に響く大声で応えます。木星の映像が映されると「木星は、一番大きいけど、ガス惑星だから、軽いんだよ・・」「土星の輪は、ガスやちりの固まりなんだ・・」「水星は、熱くなったり寒くなったりすごい星だよ」「火星には宇宙人がいるかも?」
大きな声で言うものだから、解説者泣かせとなってしまいました。隣りの○○君が、「解説のお兄さんが説明してくれるから、静かにして!」と、ホワイトきゃんばすの周辺は、常にうるさかったですね。(笑)
プログラムも大変よくできており、解説員のナレーションも上手で、子どもたちは、すっかり星空のとりこになってしまいました。「もう終わりなの?もっと見たい!」と、ホワイトきゃんばすの席は、最後まで賑やかでした。
保育園に戻り、昼の勉強は、「園児全員の星座を調べる」です。おひつじ座からうお座まで、12の星座に当てはめました。こういう作業は、飽きずに頑張る子どもたちです。
ということで、来年以降も継続行事とにすることに決めました。