保育園のファームで今年収穫する大根が、とにかく太いのです。スーパーに並んでいる形が整った大根とは違い、形も様々ですが、太さは、大人の女性の太ももくらいのサイズです。お土産にすると、規格外の大きさに保護者も大喜びです。
さて、今日は、子どもたちと川越氷川神社に行ってきました。「縁結びのパワースポット」とも言われています。若い女性がたくさん参拝していました。また、この神社は、インスタ映えする工夫があちこちにあります。
夏には、境内に風鈴の回廊が現れることで有名ですが、今日は、縁結び絵馬など、多くの絵馬が飾られていました。合格祈願、七五三、安全祈願など、子どもたちは、興味深く絵馬を読み上げています。
また、自分で釣り上げる魚のおみくじが大人気です。「あい鯛みくじ」「一年安鯛みくじ」といった、鯛をモチーフにして、実際に釣り竿でその鯛を釣りあげるのです。「こんなおみくじありなの?」と古い人間からはお𠮟り受けるような気もしますが、若者やファミリーが多くお参りに来ることにつながっていることは確かです。
子どもたちは「子どもおみくじ」を引きました。子どもが読んでも分かりやすい内容で、ラッキーカラーなど子どもたちが喜ぶ佼成です。5人全員大吉でしたので、たぶん大吉しか入っていないかと思います。(笑)
さて、子どもたちと本堂の裏側にまわってみます。そこには、木造建築の美しさが詰まっていました。ここで、子どもたちに問題です。「この建物は、普通の家と違って、ある物を使っていません。何でしょうか?」
すると、小学生の女の子が、「くぎ」と速攻で応えてくれました。宮大工が作った本堂をよく見ると、美しい木工彫刻が施されています。大人の私だけでなく、子どもたちも「凄いね~」と見入っていました。
年長女の子のパパは、東京スカイツリーを作った、鉄筋専門の大工さんです。彼女は、「大工さんでもいろいろあるんだね~」と、つぶやいていました。日本の神社やお寺では、宮大工による様々な芸術を見ることができますね。子どもたちにも、その美しさは伝わるようで、安心しました。
実は、公立学校の校舎や体育館を新築する際、木造にする学校が増えているそうです。1984年の木造新築は、ゼロだったそうですが、2018年度の新設された学校施設では、2割を超えるそうです。
木造建築が増えている背景は、「少子化で、『量から質』重視にかわり、より快適な環境にシフトしている。手入れをすれば長持ちする木造は、物を大切にする心を育む学校に適している」と言われてます。
木造建築には、心を癒す何かがあるのですね。