洋菓子業界は、2月14日のバレンタインデーに向けて、特設会場の設営などで、繁忙期に入っていきます。ショッピングセンターなどは、先週までにほとんどの店舗で、バレンタインコーナーが出来上がっています。百貨店は、今週から2月上旬にかけて、特設会場がオープンします。
世界には、多くの有名ブランドのチョコレートがありますが、バレンタインデーに合わせて、世界中のチョコレートが日本に集合することになります。
今日の寺子屋は、年長がリーダーの4チームを作り、バレンタイン特設コーナーの中で、チームで1つ「買いたい・食べたい」チョコレートを選び、その理由を答えるのがミッションです。
その前に、子どもたちに質問です。「バレンタインデーって何?」すると、次々と子どもたちから手があがります。
「男の人が、好きな女の子にチョコレートをプレゼントする日だよ・・・」
「違うよ。逆だよ。女の人から男の人にチョコレートをプレゼントする日だよ」
「ちょっと待って。うちのお姉ちゃんは、女の子同士で、チョコレートとかお菓子をプレゼントしているよ」
「なんか、自分でお菓子を作って、プレゼントする人もいるみたいだよ」
こんな感じで、意外にも、子どもたちは、バレンタイン商戦でのお客様の「需要」を理解しているようです。園長からは、「最近はね。頑張った自分にご褒美ということで、自分で自分が食べたいチョコレートを買う女の人が増えているみたいだよ・・・」
「えェ~何で、自分で買うの?」
「みんなだって、運動会やクリスマス発表会で頑張ったら、自分にご褒美をしたくなるでしょ・・・みんな、チョコレート大好きだからね」と、チョコレートの話はつきませんね。(笑)
さて、Aチームは、ショーケースに陳列されていた、花をモチーフにしたチョコレートを選びました。「お花がきれいで、素敵なチョコレートだから・・・」だそうです。
Bチームは、袋に色々なチョコがアソートメントされたチョコレートを選びました。「たくさん入って、色々食べられるから・・・」と現実的です。
Cチームは、アナと雪の女王のチョコレートを選びました。理由は、アナ雪が好きだからではなく、「中に入っているクランチチョコレートが大好きだから・・・」です。クランチチョコレートという呼び方を知っているのは、凄いですね。
Dチームは、アポロチョコのビッグサイズです。「形が三角で面白くて、イチゴ味がおいしそうだから・・・」です。アポロチョコは、ロングセラー商品ですね。
今回の目的は、リーダーが中心となって、チームで話し合うこと・・・そして、せっかくなので、バレンタインデーで、チョコレートを選ぶ楽しみを感じてもらうことです。
子どもたちが、やがて大人になり、「プレゼントを楽しむ生活・・・」相手の顔を思い浮かべて、自分の個性も主張させたプレゼントを考えるようになってもらいたいですね。メッセージカードを添えるのも、演出としては、最高です。