2019年度クリスマス発表会つづき

クリスマス発表会の後半の演目は、寺子屋園児のショータイムです。さっきまで、泣いている子がいた、0・1・2歳児は、観客席でママやパパと応援です。

 

客席からは見えませんが、幕の中で子どもたちは、「世界で一つだけの花」の手話の練習をしています。手話を取り入れようと決めたのは、わずか1週間前でしたが、子どもたはすぐに覚えてしまいました。そして、後半の舞台がスタートします。期待通りに難しい曲を見事に歌い上げました。

 

合奏「ちょうちょ」も、練習では、カスタネット、スズの楽器が合わずにバラバラになってしまうことが多かったのですが、ピアニカ、木琴、トライアングルともに、見事に決めてくれました。子どもたちは、保育園で羽化した「モンシロチョウ」をイメージして歌っているのでしょう。

 

ダンス「笑顔のまほう」は、子どもたちが自分でデザインして描き上げた衣装を身に付けます。パプリカで付けたネックレスをここでも使用して、笑顔で歌って踊って盛り上げてくれました。

 

そして、クリスマス発表会最後の演目は、劇「おやゆび姫」です。おやゆび姫・カエル・魚・こがねむし・ねずみ・もぐら・つばめ・王子と、それぞれの役割が、見事に決まりました。途中、ネズミ役が、セリフを忘れるというハプニングがありましたが、ネズミ役の女の子は、それを笑いにしてしまう演技力を見せてくれました。

 

カーテンコールが終わって、幕が下がる時に、おやゆび姫役の女の子が、ホッと胸をなでおろしていました。たくさんのセリフを見事に成功させたのですから、気持ちも分かりますね。

 

1歳児のママが、「後半の寺子屋さんたちの活躍を楽しみにしています」と言ってくれました。保護者の多くが、我が子だけでなく、園児全員の活躍を見守ってくれていました。うれしいですね。

 

そして、「さすが寺子屋園児!」の演目を見せつけてくれました。堂々と胸を張って舞台上で輝く姿が、カッコ良かったですね。この子たちが、まだ1歳2歳の頃は、舞台上で大泣きだった子どもたちが、寺子屋になって、こんなに成長した姿を見せてくれています。感動以外の何物でもありません。

 

涙を浮かべて、私に挨拶をしたおばあちゃん・・・・「今日は、ずっと感動して泣いていました。本当に良かったです・・・」と、泣きながら話してくれました。

 

今年も、クリスマス発表会を終えて、一回り大きくなった園児たちをしっかりと見ることができました。1つの大きな目標に向かって、仲間と共に、練習を頑張って、そしてやり遂げた経験が、子どもたちの成長につながります。保護者たちも職員も幸せな気持ちでいっぱいです。

 

よく頑張りました!そして、心から「ありがとう・・・」