子どもたちと共に生きる喜び

保育園には、来年4月に小学校の先生に復職するママがいます。1歳女の子が、保育園で様々なことを吸収しています。

 

ママの連絡ノートには、今までの環境は、母親と父親との生活が中心でしたが、保育園では、親以外の大人である先生たちとのかかわりが発生しました。また、異年齢の他の園児たちとの集団生活で、着実に成長しているというコメントがありました。

 

産休、育休前の教員としての仕事の中で、子どもたちが育っていく様をずっと見ていた経験からくるコメントだと思っています。

 

そんな、先生の仕事ですが、「多忙な仕事の代表」のようなレッテルを貼られて、若者の教員志望が減っているのが実態です。当り前ですが、仕事のやりがいと、忙しい、忙しくないは、全く別問題ですね。

 

今日は、若い世代に教員の仕事の良さを感じてもらおうと、現役の先生のコメントを集めました。

 

「私は、子どもたちに支えられています。子どもたちから元気をもらっているのです。われわれ教師は、子どもたちと支え合っているのです」

 

「子どもたち・・・とてもかわいいんです。かわいくて仕方ないんです」

 

「30年近く前に担任した教え子から、素敵なプレゼントをもらいました。ライターになっている子が『恩師』である私の本を書いてくれたのです。思いがけないプレゼントに、感動してしまいました・・・」

 

まだまだ、現役の先生のコメントは山ほどあるでしょうが、教師は、子どもたちと一緒に

生きているのです。「お互いに人として、共に生きている」と思えることが、教師としての生きがいであり、最高の喜びなのです。

 

生きがいは、仕事以外にたくさん見つけることができますが、仕事の中に生きがいがある人生は、楽しい人生ですね。若い世代にとって、魅力ある仕事だと私は思っています。

 

もちろん、保育園の仕事も、子どもたちと共に成長する実感と、その成長を共有する保護者とのかかわりが、私の喜びです。