日本ならではの保育

日本の野球が、再び世界一になりました。昨日は、久々に、プレーボールからゲームセットまで、じっくりと、日本対韓国の決勝戦を満喫しました。いい試合でしたね。10年前の世界一は、第2回WBCです。イチロー選手の劇的なヒットが今でも印象に残ります。

 

私の世代の少年時代は、毎日巨人戦のテレビ中継があり、子どものスポーツの選択肢は、断トツで野球でした。私も、野球小僧でした。後楽園球場の試合で、中日や阪神、広島が宿泊するホテルに行って、選手のサインをもらったりもしました。私が小学生の時に、当時新人だった中日ドラゴンズの田尾選手にサインをもらったことを今でも覚えています。王選手の756号世界記録も後楽園球場で観戦しました。

 

ところが、様々なスポーツが楽しまれる時代となり、野球以外のスポーツのプロ化が進みました。先日は、ラグビーワールドカップで日本中が盛り上がり、野球のプレミア12は、少し寂しいスタートでしたね。

 

しかし、昨日の試合を見れば、子どもたちが「野球をやりたい!」と思ってくれるでしょう。野球少年だった私は、ニンマリしているのです。(笑)

 

さて、OECDの2018年国際幼児教育調査では、日本ならではの保育結果が示されました。「子どもの言語、基本的な読み書き能力、数的能力を伸ばす取組みは?」について、多くの国が「歌やリズム遊びをする」だったのに対し、日本は「子どもの目線に合わせる」「子どもたちが互いに話すように促す」という保育者の意見でした。

 

これは、保育者が子どもに何かを教えるというよりも、子ども中心の保育哲学が日本では大切にされていると言えます。

 

また、「子どもの社会情緒の発達を促す取組みは?」では、多くが「子どもたちが互いに助け合うよう促す」に対して、日本は「子どもの遊びに加わりながら楽しむ」だそうです。

 

これは、子どもたちが遊びを楽しむには、保育者も共に楽しむことが大切であるという考え方が、根底にあるのかもしれません。

 

それぞれの国で、それぞれの保育が行われているのですが、日本の保育は、子どもたちの遊びを大切にし、そこに保育者が寄り添っているという感じですね。

 

ホワイトきゃんばすでは、子どもたちが社会に出てからの姿を見据えていますので、時には激!や喝!が入りますが、いつも子どもたちの笑顔であふれています。(笑)