今日も来年度入園希望で、パパママと1歳女の子が見学に来ました。卒園児の小学生が、在園児に遊びを教えているシーンに、驚いています。0歳児から3年生まで9学年のタテの関係です。
そんな小学生は、クラスでの人間関係の話をしてくれます。「○○くんは、勉強ができるので、算数を教えてもらってるんだ・・・」「〇〇ちゃんは、ぶりっ子で、先生の前ではいい子になるの・・・私は苦手だなぁ~」といった感じです。私は、ニコニコしながら「そうなんだ~」とずっと聞き役になります。
私の次女が小学生の時に、小さい時によく遊んでいた子と全く遊ばなくなったので、「最近○○ちゃんと遊ばなくなったんじゃないの?」と聞くと、「だって、ぶりっ子だから嫌になっちゃった」と言った時と、松田聖子さんのデビュー当時以来、この「ぶりっ子」という言葉を聞きました。(笑)
さて、今日は寄付金の話です。
一世帯当たりの寄付金の年間支出金額は、平成22年までは、3000円前後で推移していましたが、平成30年には、4506円までに上がっているそうです。助け合いのスプリットが寄付金の額に出るのであれば、日本人の「助け合い精神」がアップしているのかもしれません。
地震、台風などの天災への金銭的な支援が確実に増えているのでしょうし、パソコンやスマホでネット募金やクラウドファンディングに善意を寄せていることも大きいようです。
年齢別に見ると、寄付金の支出額が増えているのは30~50代のネットを頻繁に活用する世代です。30代では、10年間で6倍以上の伸びです。もちろん、返礼品目当てのふるさと納税も含まれています。
今後、この日本人の善意が、右肩上がりにアップしていくのであれば、学校の教育実践や研究に多くの寄付が集められるようになって欲しいですね。小学校、中学校の予算は、現状維持か減らされる傾向にあります。PTAの繰り越し余剰金が、部活動の費用などに充てられるのが実態でもあります。
「うちの小学校は・・・子どもたちのためにこんなことをやります!」とクラウドファンディングでアピールする時代になってくるのかもしれません。