働く女性と出生率

今日も着々と秘密基地の作業が行われていました。シンボルツリーの装飾が進んでいます。そして、ファームでは、玉ねぎの苗を植えました。5歳と4歳の女子二人が、「私たちで全部植えるから大丈夫よ・・・」なんて言いながら、ほとんど二人でざっと80本分を仕上げました。この二人は、植付けや種まき、収穫まですべてに積極的に手伝ってくれる、農業女子です。(笑)

 

先月の台風被害の影響で、玉ねぎの苗も、ホームセンターなどへの入荷が遅れています。家庭菜園をされている方は、玉ねぎは定番中の定番です。昨日は、近くのホームセンターの閉店前に、最後の5袋が残っているだけでした。

 

玉ねぎの収穫は春になりますが、保育園の入口に収穫した玉ねぎを吊り下げて、給食で使うのが、毎年の絵になっています。

 

また、3歳男の子が、「大変だ!」と、カメ池から脱走したクサガメが屋上を歩いているのを発見しました。彼は、高さ2メートルのフェンスをカメがよじ登って逃げたという主張を曲げません。(本当にそうかもしれませんが・・・) 

 

さて、今日の話は、働く女性の出生率の話です。なんとなく「働く女性が増えると出生率が下がる」という イメージを私たちは持ってしまいます。「働いているので、十分な子育てができないので・・・」というところでしょうか。

 

しかし、東京23区のデータを見ると、結果は逆です。女性のフルタイム就業率が高い区ほど、出生率が高い傾向にあります。(平成27年東京都統計年鑑より)

 

つまり、女性が仕事をするということは、働くこと、子育て、その他の時間などを上手にシェアしなければまわりません。

 

あくまでも仮説ですが、結婚、就業、子育てなど、自分のライフスタイルをきちんと計画的に立てられる人が、結果的に、出産という人生の大きなビジョンをも、人生設計の中で、きちんとクリアされているのでしょう。

 

仕事をしていることで、子育てのストレスを上手に発散し、子育てをしている時間には、仕事のことを忘れ、時に、自分一人だけの時間を作ることができる・・・

 

そんな、女性がこれからは、ますます増えていくのかも知れませんね。