ビブリオバトル

今日も秋晴れの屋上遊びを子どもたちは楽しみます。ファームでは、えんどう豆の種まきをしました。えんどう豆の種は、大きくて、種らしいので、小さい園児も一緒に参加します。来年の春先に収穫となります。毎年、「バケツいっぱい」の収穫となり、子どもたちが夢中になる光景を今から想像します。

 

また、夏に収穫したインゲン豆の種を秋に植えたのですが、見事に収穫となりました。夏にトマト畑だった場所は、種がこぼれて、一面にトマトが群生しています。果たしてミニトマトの実がつくのか?・・・そのままにしておきます。

 

さて、「ビブリオバトル」という言葉をご存知ですか。これは、本の紹介を聞いて、最も読みたくなった本を決めるというバトルです。2007年に京都大学で考案された内容で、公式ルールがあるそうです。

 

1、発表参加者が、読んで面白いと思った本を持って集まる

2、順番に一人5分間で本を紹介する

3、それぞれの発表の後に参加者全員でその発表に関するディスカッションを行う

4、すべての発表が終了した後に「どの本が一番読みたくなったか?」の投票を参加者全員で行い、最多票を集めたものを『チャンプ本』とする・・・だそうです。

 

このビブリオバトルを取り入れて、生徒の読書への意欲を向上につなげようという中学校があるそうです。

 

発表をするには、本を何度も読んで、自分の言葉で表現する力が、自然とついてきますね。「バトルする」という遊び心が、子どもたちの闘争心と探求心を深めることになるようです。

 

「読書週間なので本をたくさん読みましょう」「本を読むことは、素晴らしいことです」と普通に言ったところで、子どもたちの読書習慣はなかなかアップしませんね。

 

「あなたが読んだ本を友だちが読みたくなるように・・・紹介してください」というアプローチは、なかなか有効な手段かもしれませんね。