さつまいも掘り

明後日は、ラグビーワールドカップ日本対サモアの試合ですね。さて、「ビールを切らすな!」と、試合観戦中に一番ビールの消費量が増すスポーツは、何だと思いますか。そうです。ラグビーです。

 

前回2015年のイングランド大会では、会場内とチケットがない人でも楽しめる「ファンゾーン」で、一人あたり一試合で平均1.7リットルを消費したそうです。凄い数字ですね。

 

今回のワールドカップでは、あの日本流「売り子」が大活躍しているそうです。40分ハーフで、ハーフタイム以外は、まとまった空き時間がないラグビーでは「席に座ったままビールを買う」ことができるので、海外ファンから大好評だそうです。

 

サッカーのマリノスの担当は、「サッカーならビールを一人1杯買うところで、ラグビーは4~6杯は買う。缶ビールを24缶求めるお客様もいた」と言います。夏が終わっても、今年はビール会社が特需に恵まれるかもしれませんね。

 

さて、今日の保育園は、屋上ファームでさつまいも掘りをしました。5月の保育参観で、パパママと一緒にさつまいもの苗を植え、いよいよ収穫となりました。さつまいもは、土の中にあるので、スコップ片手に、子どもたちは、泥まみれの格闘です。

 

今年の新人園児は、初めての経験に大はしゃぎの子もいれば、引く子もいます。(笑)

 

野菜用コンテナ2杯分の収穫です。土の中からは、様々な虫が出てきます。ダンゴムシや蛾の幼虫・・・そして、さつまいもの葉には、ナナホシてんとう虫やカメムシも登場します。一番グロテスクだったのは、ピクピク動いているオレンジ色の蛾のサナギです。さすがに、虫大好き6歳男の子でも触れません。

 

今日の観察のメインは「ハサミムシ」です。体長2センチくらいの細長いゴキブリ色の昆虫です。お尻にハサミがついているので、ハサミムシといいます。小さな昆虫を食べる肉食で、ハサミで人間の指もはさみます。しかし、性格はとてもおとなしい虫です。

 

子どもたちは、ハサミムシのお尻のハサミに、枝をはさんだりして観察しています。私も子どもの頃は、よくハサミムシを観察したものです。ハサミを持っているところがカッコイイのです。

 

こうして、子どもたちは、土にまみれながらさつまいもを収穫し、虫たちの観察に夢中になるのです。贅沢な時間を過ごしました。