奇跡の夢ノート

ホワイトきゃんばすの卒園児で、今は小学校1年生の女の子が、「テレビ埼玉」というローカル局ですが登場します。テレビ局が彼女の小学校を訪れ、「将来の夢は?」と子どもたちに投げかけます。

 

彼女は、保育園の頃から、「大きくなったらデザイナーになるんだ。そして、かわいい服をたくさんデザインして、おしゃれで多くの人を幸せにしたい」と言っていました。その夢が、テレビ局の目にヒットしたのです。近日中に放映されるので楽しみです。

 

私たち大人は、子どもたちに「夢を持ちましょう」と言っておきながら、子どもが夢を語ると「あなたには無理だよ」「できっこない」などの否定的な言葉を投げかけることがあります。矛盾していますね。

 

何かをしようとするときに、子どもは一人でも応援してくれる人がいることが大きな力につながります。

 

「奇跡の夢ノート」という本を知っていますか。これは、北京オリンピックのシンクロナイズドスイミングの日本代表であった石黒由美子さんの自伝です。

 

石黒さんは、小学校2年生の時に交通事故で顔面だけで540針、口の中を260針縫うという瀕死の重傷を負います。一命だけは取りとめたものの、それまでの記憶を一切なくしてしまいます。

 

縫合のあとも生々しく、ついたあだ名が「フランケン」・・・顔の筋肉が思うように動かず、口は開きっぱなしでヨダレがたれてきます。三半規管も損なわれてまっすぐに立てません。右目は24時間見開いたままで瞬きもできず・・・

 

入院中、由美子さんは「夢はシンクロの選手になってオリンピック出場」と打ち明けます。そこから、本気で娘の夢を信じる母との壮絶な毎日が始まります。そして、ついにその夢が現実となるのです。

 

私たち大人のすることは、とても簡単です。子どもの夢を応援するだけです。何のリスクも困難もありません。

 

どうですか・・・自分の事は、ネガティブに捉えようが・・・子どもに対しては、ずっと夢を信じる親であり、大人であるよう、今からでも、変わってみませんか。