ワールドカップの開催時点では、世界ランキング1位の・・・日本が過去9回一度も勝ったことがない、しかも接戦もなかったアイルランドに勝った!と日本中だけでなく世界中が大騒ぎです。
保育園が終わって、日本勝利の速報が入ると、家に帰ってじっくりと試合を見ました。日本が勝つとわかっているのに、手に汗を握る素晴らしい試合でした。タックルを伴うハードな試合を80分持続させることは、信じられないですが、明らかに体格で劣る日本チームは、猛練習でのスタミナという武器で勝ったのです。あと2戦・・・何とか悲願の決勝トーナメン進出へ「ガンバレ!」ですね。まるで、保育園の子どもたちにエールを送るようです。(笑)
さて、今日は先週に続いて、卒園児が通う「大宮西小学校」の運動会へ子どもたちと一緒に応援に行きました。小学校4年生から1年生まで4人の卒園児が通っています。4年生の女の子は、保育園の夏まつりで「カフェをやりたい」と画期的な提案をし、メニューなども考えた女の子です。今日の運動会では、「応援団」のメンバーに立候補して、たくましい姿を見せてくれました。
そして、1年生女の子は、ずば抜けて俊足です。昨年の保育園の運動会で、ライバルと感動の走りを見せてくれました。今日の徒競走では、園長の「絶対に1番になるんだぞ!負けたらぶっ飛ばす!」の昭和時代の精神論に見事に答えてくれました。ぶっちぎりの1番です。金のシールが左肩に貼られていました。まぶしかったですね。
卒園児たちの活躍に、今日は10名の応援団が「やった!やった!」と大喜びです。その姿を見ているだけで、うれしい気持ちでいっぱいです。
大宮西小学校の「ウエストブラス」というマーチングバンドは、昨年の全国大会で金賞を受賞した、全国大会の常連校です。私も楽しみにしていましたが、子どもたちも「凄い!」の一言です。演奏も素晴らしいのですが、フラッグを掲げて行進する姿が凛々しくて・・・大感動です。年長女子の姉は、昨年の全国大会のメンバーでした。「お姉ちゃんがやってたんだよ!」と大興奮です。
最後の種目は、6年生の組体操です。今は、「組体操」というタイトルではなく、大宮西小学校では「HISTORY~成長と感謝~」という演目でした。
演目のクライマックスは、禁断のピラミッドです。禁断と言ったのは、全国の小中学校の運動会で、「危険度が高い」という理由で、次々とピラミッドが行われなくなりました。
子どもたちが、横一直線になって、ピラミッドを完成させました。言葉にならない感動です。小学3年の卒園児が「園長先生・・・なんだか、まわりのお母さんたちが、みんな泣いているよ・・」と言ってきました。「そうだね・・・園長先生も涙が出るほど感動しているよ」と答えます。
禁断のピラミッドに挑戦させた先生たちの勇気にエールを送ります。当然、児童のケガが無いように、安全対策をしっかりと行った練習をしたことでしょう。組体操に出陣する子どもたちに向かって、6年の担任が「よし!これが最後だ!今まで頑張って練習したことをすべてぶつけて来い!」と言葉をかけていました。
運動会で得られるものは、もちろんたくさんあるのでしょうが、子どもたちの笑顔が一番ですね。「運動が苦手な子は笑顔じゃないでしょ?」というヤボな質問に答えます。
「お弁当タイムは、みんな笑顔です・・・」これも、運動会の大切な思い出ですね。(笑)