運動会からスポーツデーへ

保育園に水槽が設置されてから、長い時間魚やエビを見ている園児が増えました。特に「モグモグタイム」で冷凍アカムシを水槽に入れると、魚たちがパクパク食べ始めます。子どもたちの楽しみの時間になりました。

 

川魚中心の水槽なので、カラーの魚はいません。しかし、水槽の中に、園児が沖縄の海で採集した貝殻を散りばめました。淡水魚の水槽に海の貝殻はミスマッチですが、なかなか見ごたえがあります。(笑)

 

これを機に、生き物を飼う習慣を子どもたちと楽しもうと、屋上に「金魚のおうち」と「ミドリガメの保育園」を作りました。大きいタライに、水草のホテイ草を浮かべて、金魚や小魚が泳いでいます。

 

ミドリガメの保育園は、赤ちゃんカメと子ガメ(人間の年齢にすると小学生になる前)が、仲良く暮らしています。屋上の池には、ニホンイシガメ、クサガメはじめ、様々な生き物が暮らしているのですが、池の水底までは観察できません。タライの生き物を飼育しながら、生き物を飼うことを子どもたちは経験します。

 

さて、保育園では、運動会の練習が本格的にスタートしました。しかし、運動会は、職員や園児に練習や準備などで大きな負担がかかります。「保護者が喜ぶから・・・」という理由で運動会を行っている保育園や幼稚園が、親子で楽しむ「スポーツデー」に転換しているそうです。

 

練習をあまりしないでもいいように、親子競技が中心となっているそうです。これも1つの運動会の在り方かもしれませんね。たいがいは、園庭で練習をし、本番は小学校などの校庭を借りて行うので、子どもたちは、ぶっつけ本番で、楽しむ余裕もないかもしれません。これが、親子競技中心となれば、保護者も満足ということです。

 

ホワイトきゃんばすの運動会の一番の目標は「子どもたちの心と体の成長」です。もちろん、そんな子どもたちの姿を保護者に見ていただきたいと思っています。

 

徒競走やリレーは、勝った負けたで、連日涙の練習となります。子どもたちの「非認知能力」が、凄まじい勢いで育っていきます。

 

先生たちも、事前準備が大変ですが、それ以上の「子どもたちの笑顔・泣き顔・・成長」というリターンがあるので、運動会をスポーツデーにはしません。

 

さぁ~連休が終わり、明日から、また子どもたちの笑顔と涙の練習です。(笑)