デパートの屋上遊園地

さいたまの地方百貨店の1つで、私もお仕事を通じて大変お世話になった「川越丸広百貨店」には、屋上に、わんぱくランドという遊園地があります。ここが、本日9月1日をもって閉園し、半世紀の営業に幕を下ろすことになりました。

 

高さが11.7メートルで、ゴンドラも8個しかない観覧車があるのですが、このレトロ感がたまらなく好きでした。

 

まだ、私の子どもが小さい時には、この屋上のわんぱくランドへ心を癒しにいったものです。東京ドームシティなら、最新の戦隊モノや仮面ライダー○○が、広いステージ大暴れするのですが、川越丸広の屋上には、武蔵の国の○○レンジャーといった、ご当地ヒーローが活躍します。私は、大うけですが、子どもは「知らない?」でした。(笑)

 

今年の4月に閉園が発表されると反響が大きく、「思い出をありがとう!」「永遠に忘れない!」などのコメントが1万件以上寄せられたそうです。

 

各地のデパートの屋上遊園地は、1980年代以降、姿を消していきました。建築基準法などに基づく各地の条例で規制が強化され、非難所を確保するために屋上での遊具設置が制限されたことが大きな要因だそうです。

 

また、池袋西武や銀座松屋のように、屋上が素敵な庭園として、ファミリー層だけでなく幅広い客層を取り込む方向に変わってきているのも、時代の流れかもしれませんね。

 

大宮公園にある、レトロな子ども遊園地に保育園の子どもたちを連れて行った事があるのですが、東京ディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパンでなくたって、子どもたちの笑顔は、輝くものです。

 

どうですか・・・こんなレトロな遊園地もいいですね。