市議が中学校で出張授業

今週は、月曜日から連日プールボランティアのママが応援に来てくれます。「○○ちゃんのママだ~」と、保育園の子どもたちからは、格好の遊び相手となります。今日は、3歳女の子のママが、プール開始2分で、全身びしょ濡れです。

 

保育園の子どもたちは、自分の親以外の大人のかかわりは、先生たちの他に、友だちのママやパパでもあります。親以外の多くの大人との出会いも、子どもたちの成長には欠かせないことですので、ボランティアの保護者の存在は、うれしい限りです。

 

さて、栃木県足利市議会では、社会科の授業の講師として、市議会議員全員が、市内の中学校を訪れる取り組みをしています。目的は、自治体の議会に関心を高めてもらうことですが、生徒たちにとっても、大きな刺激になっているようです。

 

中学校の出張授業では、市議会の仕組みや役割について説明することに重点をおいているそうですが、質問の時間になると、「ごみ袋の有料化でごみは減りましたか?」「なぜ大型ショッピングセンターやテーマパークができないのですか」など活発な討議が始まります。

 

「市のお金を何に使っているのかよくわかった。新しい施設や場所をつくってほしいと思っていたけど、今あるものを残していくことも大切だということが分かった」

 

「18歳になったら、絶対に選挙に行き、投票すると決めた」

 

生徒は、授業後にこのような感想を残しているそうです。今の若者は、政治に無関心と嘆く前に、このような自治体としての取組みは、高く評価できますね。足利市の出張授業に関心を持つ自治体の多くが、視察に訪れるそうです。

 

この取組みは、継続することが大切ですが、これが、日本各地の自治体へ広がっていくと、若者の意識も変わっていきますね。