令和元年 夏まつり

連日うだるような猛暑が続いています。今日は、夕方からの夏まつりの準備もあり、プールなしの予定でしたが、たまらずスライダープールに水を入れて、子どもたちは、洋服のまま水遊びです。

 

給食が終わり、小学生に手伝いをしてもらいながら、夏まつりの準備をするつもりが、まさかの4人全員熟睡状況に・・・まぁ~夏まつりを楽しんでもらうために、そのまま寝かしておきます。(笑)

 

夕方5時・・夏まつりがスタートしました。まだ、太陽がギラギラしています。今年度の保育園イベントテーマ「花」をモチーフにした、みこし2台を寺子屋園児がかつぎ、山車1台を2歳児までの小さい園児が引きます。

 

小学生が、太鼓や掛け声のフォローに入り、「わっしょいわっしょい!」で、華々しく夏まつりがスタートしました。そして、まるく輪になって踊ります。

 

今年の踊りは「お化けの花火音頭」です。毎日の練習の成果がでました。子どもたちは、浴衣や甚平、はっぴでの可愛いいでたちで、花火のように高く飛ぶ姿が映えます。(笑)

 

そして、ホワイトきゃんばす名物、園児たちが店員になる「お店屋さん」がスタートしました。「カレーライス」「かきごおり」「ゲーム」の3店が出店します。今年は、実際の販売のように、お金のやり取りを子どもたちに経験してもらいます。

 

カレー、かきごおり1杯50円。ゲームは50円でチケットを買うと何度でもできるという設定です。1杯50円、2杯100円・・・おつりは?となると、小学生の力を借りることになりましたが、「いらっしゃいませ・ありがとうございました」の声出しや商品の受け渡し、そして、現金を扱う経験は、子どもたちには、いい勉強になったようです。

 

そして、もう一つの新たな取組みは、年長の寺子屋1番の中から、「店長」を任命したことです。お店は3つで、年長園児は7人いますので、店長でない園児は4人です。子どもたちが大人になって社会に出れば、それぞれの適正に合わせて、仕事での「役割」が発生します。

 

あたりまえですが、「店長」になったから偉くて、「店長」でないから偉くないではありません。私たちは、それぞれ、組織やチームの中で、自分に適した「役割」をもって、仕事に取り組みます。今回は、そんな経験でもあります。

 

「店長」に任命した5歳女の子は、店長として店をまとめていかねばならないと・・・緊張気味です。その中で出した結論は、「わたしは、いらっしゃいませ!と声を出すことでがんばる」です。これも、貴重な経験だと思っています。

 

保護者の皆様たちも、この機会に、親同士のコミュニケーションがずいぶんと進んでいたようです。あっという間の2時間・・・大成功の「夏まつり」となりました。

 

夏まつなので、梅雨が明けた8月上旬に行っていますが、とにかく暑い・・・来年は、9月に「秋まつり」に変更しようかと、検討することにします。