夏休み自由研究、本よりネットで

毎日、保育園には数名の卒園児が登園しています。小学校の夏休み期間は、こうしてタテの関係が広がるので、在園児の感性も好奇心もどんどん引き出してくれるのです。今日は、小学3年女子が「じゅげむ」の読み聞かせをしていました。

 

ただの読み聞かせでなく「じゅげむじゅげむ・・・ごこうのすりきれ・・・」と復唱させています。保育士見習いが一人増えたようで、うれしくなりますね。

 

さて、そんな小学生には、夏休みの宿題があります。小学3年女子は、図書館で借りた「自由研究の本」を参考にして、すでに工作で「貯金箱」を完成させたそうです。

 

そんな自由研究のテーマを決める際、本よりもインターネット上の情報を参考にする小学生が多いことが、ある調査でわかったそうです。

 

自由研究のテーマの決め方について複数回答で尋ねたところ、「家族や友だちに相談する」50.1%・「インターネットで探す」30.2%・図書館や書店の書籍を参考にする」20.9%となり、本よりもネットで・・・の割合の方が多くなっています。

 

自由研究に取り組む日数は、学年が上がるにつれて増えているそうで、特に6年の女子では「7日以上」が20.3%を占めているそうです。

 

もちろん、保護者が我が子の自由研究には関わっています。「全く手伝わない」は、わずか5.7%しかなく、「テーマを一緒に考える」「作業を手伝う」を合計すると9割を超える保護者が協力しているそうです。

 

私は、親の協力には肯定的ですので、どんどん、子どもの工作に親が関わってもらいたいと思っています。

 

まだまだ、日本の夏休みの小学生への定番セリフは「夏休みの宿題終わったかい?」ですね。日本の夏の日常会話です。