サマーキャンプ 2日目

大満足の初日から一夜明けて、早起きの子どもたちは、朝の散歩に出かけています。布団のたたみ方は、小学生が年長園児に教えながら頑張っています。朝食までの時間は、昨日の川遊びで集めた石に、カラーペンで絵を描きます。5歳男の子は、三角の石をそのままシンプルにおにぎりにしています。まるで本物のようです。(笑)

 

朝食もバランスのいいメニューで、子どもたちもしっかりと食べました。そして、お世話になった、「おがわ元気プラザ」にさよならです。ここは、金勝山の頂上付近に建物があり、朝は、素晴らしい雲海を見ることができました。部屋からの景色は最高です。

 

そして、今日は、「和紙の里」という所fで、世界遺産になった、細川紙の「紙すき」体験をします。子どもたちは、紙すきは初体験です。和紙ができるまでの話を勉強し、いよいよ紙すきです。風呂おけのようなところに、和紙になる白く濁った水が入っています。木枠に入れ、たてよこにゆらします。

 

濡れた和紙が出来上がり、今度はその上に、木の葉や花びらなどをトッピングし、もう1回薄く紙をはさむように乗せます。子どもたちは、楽しそうに、時には真剣な顔をして取り組んでいます。

 

和紙の里には、300年以上前に建てられた、かやぶき屋根の家があり、昔は、そこで和紙を作っていました。クリスマス発表会で2年前に演じた「さるかにがっせん」に出てくる、いろりや水がめなど昔のつくりが、意外にも子どもたちは居心地がいいようです。案内役のおばあちゃんがいろりに火を入れます。暑い夏に、子どもたちは火を囲んで楽しそうでした。

 

子どもたちが作った「和紙のタペストリー」は、乾いて完成したら、保育園に届きます。

 

こうして、2019年のサマーキャンプも無事に事故なく終えることができました。年長園児7名全員と卒園児の小学生10名の合計17名の参加は、過去最大となりました。4年生から1年生まで、年長園児を入れると5学年のタテの関係となります。

 

そして、サマーキャンプも今年で4回目となり、毎年、サマーキャンプを経験した園児は、その後、卒園するまでの行動が大きく変化していきます。親元を離れての宿泊体験が、大きな自信となるのです。

 

明日から、しばらくサマーキャンプの話で子どもたちは盛り上がり、それを聞いた年中以下の園児は、「来年は自分の番だ!」と胸を躍らせます。そして、子どもたちを送り出してくれた保護者の皆様には、心から感謝いたします。ありがとうございました。

 

そうだ、来年は東京オリンピックがあるぞ・・・オリンピックの前にしようかな?