昨日は、大学時代の仲間たちと東京お台場にある「大江戸温泉物語」で、ゆっくりと時間を過ごしました。ここは、2003年オープンした施設です。今では、全国どこにでもスーパー銭湯&非日常空間を演出する施設がたくさん出来ましたが、その先駆けとなった施設です。
ここでは、男女ともに浴衣になってぶらぶらします。まるで江戸の街なみを歩いている感覚です。この日は、金魚がたくさん泳いでいました。アクアショップでみる金魚とは違って、風情を感じますね。まさに江戸情緒あふれる非日常を楽しみ、50歳を過ぎたおやじたちの会話もはずんだのです。(笑)
さて、今日は、結婚前の男女のすれ違いについての話です。
女性が結婚相手に求める年収は、ざっと半分の女性で500万円以上だそうです。しかし、年収500万円以上の男性は16%しかいません。男性で、最も多い年収は300万円未満ですが、それで良しとする女性は1割もいないそうです。
この数字を「女性の高望みだよ~」と笑うのは簡単ですが、もっと深く考えてみます。
賃金の性差がすくなく、フルタイムの共稼ぎが当たり前の北欧諸国では、このような男女のすれ違いはありません。日本では、夫婦共稼ぎが当たり前とは言えないので、結婚したら女性は稼げなくなるので、パートナーにある程度の収入を期待せざるを得ないとも言えます。
しかし、今の時代、男性の腕一本で家族を養える時代ではなくなりつつあります。年功賃金、終身雇用という日本的雇用慣行も、なくなっていくでしょう。
これから結婚する若者が、右肩上がりの賃金上昇や長期の継続雇用が今後の日本では保障されないのなら、夫婦で力を合わせて稼ぐことが求められる時代となり、その見通しをもてば、未婚男女のすれ違いもなくなり、未婚化・少子化に歯止めがかかるかもしれませんね。
まぁ~これに関しては、色々な考えがあると思いますが・・・