今日は、子どもたちにとっては、夜の大冒険・・・ナイトツアーに行ってきました。夏なのに気温は25度で、活動するには最適です。しかし、目的の1つカブトムシが出てくるかな?と、心配したのですが・・・大興奮のナイトツアーとなりました。
今夜の冒険の舞台は、埼玉県上尾市にある「丸山公園」です。昨年のナイトツアーも、ここで蛍を鑑賞しましたが、今回は、カブトムシ&クワガタ採集も合わせて、冒険心2倍のナイトツアーです。
丸山公園には、カブトムシやクワガタが集まるクヌギやコナラなどのどんぐりのできる大木がたくさんあるのですが、すべての木に樹液が出ているわけではありません。そこで、お昼寝タイムに、小学生と年長園児でトラップを仕掛けました。
バナナ、砂糖、焼酎、パンを作るドライイーストを混ぜて、昆虫たちが集まる液を作ります。それをせっせとハケでクヌギの木に塗りました。子どもたちは「手がベトベトするよ~!」とブーたれながらも、思いっきり楽しんでいました。これで、準備オーケーです。(笑)
そして、14家族総勢47名で、ナイトツアースタート!です、今年で7回目ですが、過去最大の参加人数となりました。まずは、昼間にトラップをかけたクヌギの森に入ります。
さっそく、女の子が「ギャッー!」と大声で悲鳴を上げます。足下に体長20センチくらいの巨大ミミズを発見したのです。腐葉土でふかふかになった土は、ミミズにとっては最適な環境です。最近は、ミミズを見かけることも少なくなっていますね。どうやらヘビと思ったようです。(笑)
森の中へ進んでいくと・・・いました!メスのカブトムシが、たくさんの懐中電灯のスポットライトを浴びても、黙々と特製の蜜を食べています。クワガタは、光に反応して逃げてしまうことが多いのですが、カブトムシは、食べることに夢中になる昆虫です。
子どもたちの「カブトムシだ!スゲー・・・」という歓声が起きます。保育園では、飼育ケースの中で昆虫ゼリーを食べるカブトムシを観察する子どもたちですが、自然の環境下において、どんな生態なのか・・・大きな学びの機会となります。
冒険の森では、カブトムシ4匹とクワガタのメス2匹・・・そして、カミキリ虫を観察しました。一番多く見たのは「スズメガ」などの蛾の仲間たちと、ゴキブリくんたちです。子どもたちにとっては、ゴキブリは家の中にいる虫と思っていたようですが、自然の中のゴキブリ体験です。(笑)クツワムシかな?キリギリスの仲間も観察できました。
すでに、子どもたちの興奮度は上がりまくっています。(笑)保護者の面々も、少年心を取り戻したパパがいたり・・・キャーキャー言いながらも夜の森を楽しむママがいたり、おじいちゃん・おばあちゃんも今回は初参加です。
いよいよ・・・次の冒険は、ホタルです。つづきは、あした・・・