今日の連絡ノートには、土曜日の親子遠足のことがびっしりと書かれていました。カメ講座はとても分かりやすく、ワニガメも登場したので、子どもたちの印象に深く残ったようで、おうちでもカメ談義が続いたようです。
そして、お弁当タイムと親子ゲームの時間が何より楽しかったと・・・たくさんの感想をいただきました。保護者たちが「マジ」になってしまうほど盛り上がったゲームでしたが、ケガもなく終わってホッとしています。(笑)
そして、今日は、もう一つ大きな出来事がありました。半年先ですが、12月に行う「クリスマス発表」の抽選会で、12/21(土)の西部文化センター大ホールが確保できました。74団体が参加して、私が引いたくじ順は6番です。「どうだい!俺のくじ運はこんなもんだ!」と心の中でつぶやきました。(笑)
さて、つい最近までの百貨店の対応は、「売上を上げるのに、チャンスロスは絶対あってはならない!品切れさせないように!」と、各メーカーに圧力をかけるデパ地下の食品担当者が存在していました。(今もいますが・・・)もちろん、売れ残った商品はメーカー持ちのロスとなります。
しかし、最近の世の中は、食品ロスを社会全体でなくしていこうという流れになっています。そんな中、「食品ロス削減推進法」が5月24日に成立しました。2016年度の日本全体の食品ロスは643万トンにもなったそうです。
東京都府中市は、食べきれなかった料理を持ち帰ることができたり、メニューに「小盛り」を用意する店舗をウエブサイトで紹介し、「食べ物を残さない」という意識が、飲食店とお客様の両方に定着してきたそうです。
京都市も料理の持ち帰りをお客様が望んだ場合、衛生上の問題がなければ、飲食店が応じることを努力義務としています。福島県も「食べ残しゼロ」に協力する店を現在275店認定し、小盛り用の食器を購入する費用の半分までを補助しています。
東京都世田谷区は、食品の寄付を受け付ける窓口を開設し、2018年度は1095㎏が集まり、子ども食堂や福祉施設に寄付されたそうです。担当者は「認知度が上がり寄付が増えてきた。これを機に食品を大切にする意識を高めてほしい」と話します。
流通業界には、1/3ルールというのが存在しているのをご存知ですか。賞味期限が6カ月のクッキーとしましょう。製造したメーカーは、製造日から1/3の2カ月までに、出荷しなければなりません。そして、1/3をプラスした4カ月までが販売期限で、それをオーバーすると販売できずにロスとなってしまうのです。
賞味期限がまだ1/3の2カ月も残っているのに、ロスになってしまうというルールなのですが、これも、日本のシビアな消費者に「できるだけ新しいものを提供したい」という、メーカー側と販売店側の考えが根底にあります。
これからの「素敵なライフスタイル」の1つは、間違いなく「食べ残さない」「捨てない」生き方であることは間違いありません。
どうですか・・・あなたのおうちの冷蔵庫は大丈夫ですか。期限が切れていたり、食べきれない食品があふれていませんか。「食品ロス削減推進法」は、私たち消費者個人と食品メーカー、飲食店などが、それぞれ意識を高めないと、絵に描いた餅になってしまいますね。