快晴に恵まれ・・・今日は、埼玉県が誇る「さいたま水族館」に、親子総勢ざっと100人で親子遠足を楽しみました。
さいたま水族館に、スペシャルメニューとして用意してもらったのが「カメ講座」です。埼玉県に昔から住むカメは、「ニホンイシガメ」「クサガメ」「スッポン」の3種類です。スッポンは、子どもたちは普段見ることがないので、その長い首と愛らしい顔に大喜びです。
そして、外来種と呼ばれるカメが登場します。保育園でも飼っている「ミシシッピアカミミガメ」は、ミドリガメと呼ばれるベビーと30cm以上に成長した親亀を比較します。昔、ペットショップや祭りの屋台で買ったミドリガメが、どんどん大きくなって手に負えなくなり池や沼に捨てられたことで、今や、日本中で一番多く見られるカメがミシシッピアカミミガメであることを学びます。
そして、最後は衝撃のカメです。あの「ガメラ」のモデルになった「ワニガメ」です。体長50センチはありますが、まだ小さい方だそうです。グロテスクな姿に、泣き出す1歳の女の子です。
「カメ講座」でウオーミングアップ・・・いよいよ、グループに分かれて、水族館探検です。まずは、館外から。まるまる大きくなったニシキゴイにエサをあげます。最近のブームは、美しいひれ長ニシキゴイです。天女のようなイメージで、見入ってしまいます。
アフリカに生息するナイルティラピアという魚は、冬でも平均23度のあたたかい池で優雅に泳いでいます。体長50センチのピラニアのような姿です。少し、引き気味の子どもたちです。(笑)
そして、チョウザメの池には、体長2メートルにもなるサメがゆっくりと泳いでいます。海にいるサメとは違いますが、子どもたちは、その大きさにずっと見入っています。
次に、館内の見学です。さいたま水族館には、希少性の高い3つの宝があります。埼玉県熊谷市の元荒川の上流にしか生息していない「ムサシトミヨ」という魚は、埼玉県の魚に指定されています。小さなトゲが特徴です。
「ムジナモ」は、藻なのに、珍しい食中植物です。水中のプランクトンなどを食べています。さいたま水族館に隣接する沼が日本唯一の自生地となっています。
「ミナミタナゴ」は、国の天然記念物の希少な魚です。埼玉県内の野生個体は絶滅してしまったのですが、さいたま水族館で飼育保護されています。
子どもたちは、カメやザリガニに触ったり、大ウナギ・アオウオ・ナマズ・オオサンショウウオ・アリゲーターガーなどの迫力ある魚に大騒ぎですが、大人にとっても、たくさんの学びの場となりました。
淡水魚の水族館ですが・・・海の水族館に負けていません。水族館探検が終わり、腹ペコになったところで、お弁当タイムです。
つづきは、あした・・・