今年度からの寺子屋新人園児の体操教室も1カ月以上が経過しました。7人の寺子屋3番さん・・・全員「体操大好き」になってくれています。もちろん、運動能力には個人差がついてきますが、好きこそものの上手あれで、園児それぞれが成長しています。
さて、今日は、最大の陸上哺乳類である「ゾウ」の話です。
ゾウは、実は女子高生顔負けのおしゃべりらしい・・・という情報を耳にしました。もちろん、都市伝説ではありません。しかし、ゾウの会話は、人間では聞こえないそうです。なぜなら、人の耳ではフォローできない低周波で、約10キロ離れた仲間とも会話ができるそうです。
あのダンボのような大きな耳で聴きとるようですが、それだけではなく、その耳を動かして風を送り、体の熱を逃がしたり、虫を追い払ったりする役割も担っているとのこと。
そして、あの長い鼻・・・嗅覚はイヌの2倍で、足の裏の感覚も優れていて、地中のわずかな振動も捉えることができるようで、故郷のアフリカのサバンナやアジアの森では、30~40キロ離れたところで起きた振動を感知して、危険に備えるとも言われています。どうですか、ただただ大きくてエサをたくさん食べる動物と思っていたら大違いですね。ゾウの寿命は、60~70歳だそうです。なかなかの長寿ですね。
千葉県にある「市原ぞうの国」には、現在13頭のゾウが飼育されているそうです。そのうちの5頭は、日本で生まれたアジアゾウです。そのうちの1頭で「ゆめ花(ユメカ)」ちゃんは、鼻を使って絵や文字を書くことで、一躍有名になりました。
このゆめ花ちゃんをお母さんにしようという動きがあるようで、これが実現すれば、日本生まれのゾウが出産をする初めての例となるそうです。まさに、ジャパニーズエレファントですね。(笑)
私たち人間には、ゾウの「パオー」という叫び声は聞こえますが、もっと賑やかにおしゃべりをしているなんて、夢がありますね。これから、動物園でゾウを見る機会があったら、そっと、耳を澄ましてみてはいかがですか。あなたには、楽しい会話が聞こえるかもしれませんよ。いや、子どもだったらいけるかもしれません。(笑)