議会で子どもを表彰

今日の寺子屋では、ミドリガメを持ち上げることができるか・・・に挑戦です。子どもたちの性格は、それぞれですので、ビビリの子も何人かいるのですが、見事全員が、ミドリガメを持ち上げて「ハイチーズ!」と写真に納まりました。

 

「ミドリガメのおうち」が完成すれば、子どもたちのカメの世話が、本格的に始まります。生き物を飼うことで、子どもたち一人一人が、何かを感じてくれれば、それで良しです。「命の大切さを学ぶ・・・」とかの大人の模範解答は不要ですね。(笑)

 

さて、千葉県や徳島県では、県議会や市議会で、子どもたちを表彰するという取組みを行っているそうです。具体的には、千葉県松戸市の市議会では・・・全国大会で優勝した高校の吹奏楽部が演奏し、表彰を受ける・・・といった内容です。スポーツでも全国大会レベルで活躍すると、表彰の対象になるとのことです。

 

私が住む「さいたま市」では、市議会だよりが定期的にポストに入っています。しかし、隅々まで目を通す人は、少ないと思われます。国会議員レベルの選挙でも、投票率が低い傾向が続いていますが、自治体レベルは、さらに低いのが現状であり、先日の日本各地で行われた地方自治体選挙の報道では、無投票で当選する候補者が多いことに、私も驚きました。

 

18歳から公職選挙で投票できるようになる中、中学、高校生にも議会を身近に感じてもらう効果を期待しているようです。郷土愛の育成もねらっているとのこと。

 

表彰される子どもたちにとっては、大きな励みにつながることは間違いないですね。でも、私が考える一番大きな効果は、議員自体のモチベーションアップだと思っています。「子どもたちが、こんなに頑張っているのだから・・・政治家として、まっとうな政治をしなければ・・・」となれば、地方自治体が、市民のために行う内容も、変わってくるのかもしれませんね。