子どもの日

今日は子どもの日ですね。

 

今年に入って、保育園の入口のテーブルには、イラスト入りの「今週のことわざ」をパネルに入れて置いています。年長園児の中には、このことわざを楽しみにしている園児もいて、意味が良く分かっていなくても、暗記しています。(笑)

 

子どもの成長を見守る親は、様々な情報が溢れる現代社会において、心配が尽きませんね。親心を表現することわざを今日は楽しむことにします。

 

『親の心子知らず』・・・保育園のママやパパと接する中で、この言葉が当てはまることは、日常茶飯事です。親が色々と心配してもそれが伝わらないで、子どもは好き勝手をしている・・・でも、よく考えれば、それが子どもというものです。自分が結婚して子どもを持つまでは、それがわからないと考えて、親の思い通りになることは、あきらめた方がいいかもしれませんね。(笑)

 

『親しき仲にも礼儀あり』・・・親子であろうと、時と場合や場所によっては、礼儀が問われることはありますね。日頃から、挨拶や、ありがとうの感謝の気持ちを親が子どもにしているかどうか・・・私の場合は、これに失敗し、親の威厳などはまったくありません。(笑)

 

『親の欲目』・・・わが子がかわいいあまり、実際よりもよく評価するという意味です。私も、子どもが歩く、話す、絵を描くなど、その節目ごとに普通の成長をたどっているだけなのに、「うちの子は天才!」と思ったほどです。(笑)

 

でも、「我が子はダメな子」と思うよりは、「我が子は天才」と思った方が、子どもの成長や自己肯定感にとっては、プラスになることは間違いないですね。

 

5月1日に即位された天皇陛下が、皇太子時代のイギリス留学の経験について、「自分でものを考え、自分で決定することを学んだ」と談話をされる映像を目にします。親が子の成長を見守るということは、我が子が、ちゃんと自分で考えて行動できる人に成長しているか見守ることでもあります。

 

どうすればいいのか・・・これは、親が考えることですね。