子どもたちが収穫したえんどう豆を、昨日はおうちのお土産にしたのですが、今日の連絡ノートには、「えんどう豆食べた!」のコメントがたくさんありました。
普段は食べないのに、自分で収穫したので、モリモリ食べてくれた・・・
この一番大きい豆は、私が採ったのよ・・・と話が止まらない3歳女の子・・・
みそ汁に入れて・・あとは茹でてマヨネーズで食べるから・・とリクエスト・・・
家族で分け合って、美味しくいただきました・・・
子どもたちが野菜を収穫できるなんて・・・うれしいです!
などなど、うれしいコメントがいっぱいです。これから、屋上ファームは、夏野菜の準備に入ります。5月の保育参観では、親子でトマトの苗を植える予定です。トマト、ナス、ピーマン、きゅうり、インゲン豆、オクラの夏野菜に、秋に収穫するさつまいもの苗を植えるのも5月です。
オクラの花もネバネバして食べられることや、トマトやきゅうりは、屋上でもぎたてを食べることになります。なぜか、ここでは、子どもたちの野菜嫌いがなくなってしまうのです。不思議ですね。
さて、そんな野菜ですが、農林水産省の調査では、野菜の一人当たりの年間消費量は、年々減少しているようで、2000年は、約102キロだったのが、2016年は89キロまでに減りました。
しかし、すぐ食べられる「サラダ」の1世帯あたりの年間購入金額は年々増え、2000年と2016年を比較すると1.7倍に伸びているそうです。
青汁の原料として知られるケールを生で食べられるようにした「カーリーケール」やエスニック料理をきっかけに広まった「パクチー」、さっとゆでるだけで食べられる芽キャベツ「プチヴェール」など、手間をかけずに食べられるものが増えているようです。
なじみの野菜も生食用に改良されています。苦みの少ない「子どもピーマン」、小ぶりの白菜「タイニーシュシュ」などです。少人数家庭にあわせた野菜や、働く女性が手軽にサラダにできて、おしゃれなイメージが伸びている理由ですね。
新顔野菜が増えた背景には、ライフスタイルの変化だけでなく、ヨーロッパやアジアなどの本物の味を提供する飲食店が増えた影響もあるようです。
山形県河北町の農家17軒で作る「かほくイタリア野菜研究会」は、「カーボロネロ(黒キャベツ)」などイタリア料理で使われる野菜を約40種類栽培しているそうです。本場で修業したシェフから「現地の味が欲しい」というリクエストを受けて、需要が高まっているそうです。
農家としても、高付加価値の野菜として、新顔野菜を栽培することで、「儲かる農家」として頑張って欲しいですね。
保育園のファームでは、定番野菜が中心ですが、1つくらい新顔野菜にトライしてみたいですね。(笑)