デュアルライフ

今日もあたたかい屋上遊びです。野草が、どんどん花を咲かせています。カラスノエンドウ、ナンキンアヤメにタンポポも花を咲かせました。屋上にあるのは、関東たんぽぽという在来種のタンポポですが、タンポポの世界も西洋タンポポの繁殖力が強く、外来種問題が発生しています。

 

小学生の女の子が、ムスカリOKで、野草だけを集めて花束を作りました。正直、お花屋さんでも売れるんじゃないかと思うほど、素敵な花束です。ママへのプレゼントだそうです。

 

さて、「デュアルライフ」というライフスタイルをご存知ですか。都市と農村の2拠点生活をすることだそうです。これまでの「別荘暮らし」のイメージではなく、地方の空き家などを手ごろな価格で手に入れて暮らす新たなライフスタイルです。若い世代が中心だそうです。

 

例えば、平日は、都内の生活をし、週末は、海や川がある中古住宅を自分の手で改装しながら暮らす生活・・・「庭でまき割りをしたり、野菜を育てたり、広い敷地で子どもたちと鬼ごっこも楽しい」と、子育て世代のファミリーのコメントです。

 

「デュアルライフ」を始める人は、2018年は、約17万1000人だそうで、ここ数年で倍になったそうです。

 

「うちは、そんな贅沢な生活などできない・・・」と思ったあなた。実は、人口減少が進む地方には固定資産税がほとんどかからないなど、費用を抑えられる物件があり、20代~30代の若い世代が、デュアルライフに挑戦しやすくなっているそうです。

 

子育てや自分の趣味を活かす新しいライフスタイルに挑戦する人たちが増えているのは、自分の生き方は自分で決めるということでもあり、応援したくなりますね。都会からの逃避ではありませんよ。あたらな土地に暮らすということは、新しいコミュニケーションに飛び込む勇気と、そこに溶け込む努力が必要です。

 

それも含めて、人生を楽しむということですね。