平成30年度最後の保育

いよいよ今日が、平成30年度の最後の保育となりました。卒園児7名が全員集合です。屋上遊びも、給食も、おやつも、すべてが「今日が最後の○○」と言いながら、この1年の成長を振り返ります。

 

連絡ノートには、卒園児の保護者からの心あたたまるコメントが、びっしりと書かれていました。

 

年上に憧れ、小さい子のお世話をするようになる異年齢保育の環境が、我が子の成長につながった・・・1年ごとに担任が変わるのでなく、複数の先生に継続してみてもらう環境が良かった・・・先生方の「自分で考えてごらん」という声がけの積み重ねで、まずは、自分で考え、自分なりに答えを出してみるという姿勢が身についた・・・「みんな違ってみんないい」という個性を大事にしてもらったこと・・・

 

まだまだ、たくさんのメッセージをいただきました。

 

寺子屋での仕事や学び、運動会やクリスマス発表会でのがんばり、体操教室、卒園児が登園する環境など、様々な経験を通じて、最後まであきらめないこと・・・みんなと協力することを学んだ・・・

 

こんなメッセージをいただくと、心からうれしくなります。なかには、目頭が熱くなっている職員も・・・明日の卒園式では、きっと涙が止まらないのでしょうね。

 

子どもは、不思議なもので、親への感謝の気持ちは大きいけど、親には話せないこともあります。小さい頃から、自分のことを知っている先生や、保育園の先輩など、親以外に信頼できる大人がいる保育園が、小学生になっても、もう一つの安心できる場所になるのです。

 

今年度の卒園児7名は、一番短くて3年間通い、5人が5年間通いました。一人は、ベビーからの6年間です。小さい時から、この7人を見てきました。これからも、大人になるまで、ずっとかかわっていきます。

 

園長は、早く卒園児が20歳になって、一緒に飲みに行くことを楽しみにしているのですから・・・(笑)

 

では、明日の卒園式を子どもたちの素敵な門出として、お祝いしたいと思っています。