最近、太ももが重たく感じるのですが、原因は分かっています。子どもたちと、ローラースケートをしているからです。(笑)
指導するほど、上手ではないのですが、初めてチャレンジする園児に教えるには、ローラースケートを一緒にやるのが、効果的だからです。足腰が鍛えられると思えば、いい運動にもなっています。
今日は、テニスで汗をかきました。子どもたちの返球は、あっち行ったり、こっち行ったりですので、フットワークが肝心です。そして、松岡修造さんのように、「もっと走って!」「そうだ、いい打ち方だ!」なんて、熱く大声を出しながら、子どもたちと楽しんでいます。
さて、研究者や学校教諭らで作る「子どものからだと心・連絡会議」の調査によると、2017年~18年に、東京や大阪など6都道府県の保育園、幼稚園、小中学校の子ども約4280人に対し、脳の前頭葉機能検査などを行ったそうです。
前頭葉機能が不活発なタイプは、物事に集中するのに必要な興奮の強さと、気持ちを抑えるのに必要な抑制の強さの両方が十分に育たず、いつもそわそわ、きょろきょろして落ち着きがなくなるという行動が見られるそうです。
データでは、こうした「不活発型」が、6歳男子の57%、7歳男子の53%もいたそうです。年齢が上がるにつれて減りますが、11歳男子も31%が該当しているとのこと。つまり、年長男子や小学1年男子の半数以上が、行動に落ち着きがないという結果となったのです。
一方、女子については、6~9歳の不活発型は3割程度と、男子ほどは高くないようです。どちらにしろ、不活発型の子どもは、過去の記録と比較すると増加傾向にあるそうです。
専門家は、「興奮の強さが育つと、それに伴って抑制の強さが育つ。興奮の強さを育てるには体を動かして遊ぶことが必要だが、夢中になって遊び込むことがなくなってきたため、興奮が育たず、抑制も育たなくなってきている」と述べています。
今日も、保育園の子どもたちは夢中で屋上遊びをしています。子どもたちの「夢中度」を持続しアップさせるための仕掛けつくりを日々先生たちは考えています。
そわそわ・きょろきょろ・・・落ち着きのない男子にならないように、「夢中で体を動かして遊ぶ」ことがいかに大切であるか・・・親も考えないといけませんね。