今日は、真冬の木枯らしが、本当に「ビュービュー♬」と音をたてて吹き荒れます。寒い屋上ですが、もちろん、元気な園児たちは屋上遊びを楽しみます。ローラースケートにスケートボードが、最近の新しい遊びですが、子どもたちは、それぞれ、様々な遊び方を工夫しています。
さて、「骨貯金」という言葉が、最近は多く使われるようになりました。骨粗しょう症が気になる高齢者だけの話ではありません。現在大きな問題になっているのは、成長途上の子どもたちの運動不足です。
「とび箱に手をついただけで・・・」と、教育現場から骨折が増えたとの声があがっています。運動をする子としない子が二極化し、しない子の場合、大人になって骨粗しょう症などのリスクが高まるとされています。
私たち大人は、ふだんから骨量や骨密度を高めるために、カルシウムを食事からたっぷり摂取していれば大丈夫と思っていますが、それだけではいけないようです。
骨は、運動で負荷がかかることを合図に日々再生のスイッチを入れ、丈夫に生まれ変わるそうです。今まで、人体の動きは、全て「脳」による指令で動かされていると言われていましたが、最近の人体の研究では、それぞれの臓器自体が影響し合って、メッセージを送り合っていることがわかってきました。
もちろん、骨はただのガイコツではなく、ちゃんと意志があるというのが、最近の常識なのです。よって、運動して体に負荷がかかることで、骨のスイッチがオンになるというのは、理にかなっているのです。
「骨貯金」を貯めるには、日々の食事だけでなく、運動が欠かせないということです。もっと言えば、子どもの頃に、どれだけ運動をする習慣があるかどうかで、骨貯金のベースが決まってしまうのです。
子どもたちが、冬であろうと外で遊ぶだけで再生のスイッチがオンになるのです。ゲームに熱中して家にこもってばかり・・・こんな習慣に、あなたの子どもはなっていませんか。
保育園ホワイトきゃんばすでは、真冬でも屋上で外遊びをするには、いくつもの理由がありますが、「骨を強くする」という理由も追加されました。