子どもの隠れた才能を発見する

年中5歳の男の子・・・ふだんは、自分から積極的に発言することはあまりなく、聞き役に回ることが多かったのですが、今日は、彼の新たな才能を発見しました。

 

いつものように「園長先生・・・もんだい出して」に、何人かの園児が集まっていました。いつもは、「もんだい出して!」のグループに入っていない彼ですが、今日は、たまたま近くにいたので「一緒にやろう」と誘ってみたのです。

 

いちごは英語でストロベリーと言いますが、「○○ベリー」と言う果物を知っているだけ答えて下さい⇒ブルーベリーです!

 

お餅の食べ方は色々あるけど、きな粉をつけて食べるお餅は、何餅と言いますか⇒あべかわもち

 

お餅をぺったんぺったんつく時に使う、大きな木の入れ物を何と言いますか⇒うす

 

シーチキンに使われている、魚は何ですか⇒まぐろ

 

こんな感じで、幼児にとっては難しい問題をノーヒントで、次々に答えたのです。「〇〇君・・・凄いな~どうして、分かるんだい!」と私も驚いていました。子どもたちの、なかなか表面に出てこない、隠れた才能を見つけることは、今までもたくさんありましたが、今日は、本当に驚きました。

 

彼は、最近「保育園に行きたくない!」と弱気になっていたので心配していたのですが、年上の年長園児でもすぐには答えられないような難問もクリアする力を持っていたのです。彼を褒めまくり、本人も自己肯定感を強く持ったに違いありません。

 

彼は、テレビや様々な情報を記憶する能力や情報と情報をつなぎ合わせる能力に長けているのでしょう。普段の控えめな性格からは見えてこなかった才能です。

 

ということで・・・明日からは、「園長先生・・・もんだい出して!」グループのキーマンになってもらい、ますます彼の才能を引き出したいと思っています。