科学の心を育てる~氷の実験~

今日は、新年最初の体操教室でした。久々のエアートランポリンの感触を確かめるかのように、子どもたちは、ピョンピョン跳ねて楽しんでいます。サーキットトレーニングの最後は、とび箱3段の上から、高くジャンプです。

 

「手をおもいっきり上げて、天井に着くくらい高くジャンプだ!」と子どもたちに、気合いを入れると、見事に飛び立ちます。これで、2019年も子どもたちの飛翔は間違いなしです。(笑)

 

さて、昨日の屋上での天然ステートリンク遊びは、子どもたちにとっては、かなり面白かったらしく、おうちでも、「スケートをした・・・」という話題となったそうです。そして、6歳女の子の家では、「科学の心」も育てようと、子どもと「じゃ~氷を作ろう!」ということになり、ママの作戦は、①普通の水②砂糖水③塩水を用意して、どの水が氷になるかの実験をしているそうです。

 

6歳女の子は、「海の水は凍らないので、塩水は氷にならない」という仮説を出したそうです。素晴らしいですね。

 

「それは違うよ・・・北海道のオホーツク海の流氷は、凍っているじゃない・・・!?」と思ったあなた。はい、間違いです。オホーツク海の流氷は、ロシアの河川が凍って、日本に流れてきたものです。私も、遠い昔の学生時代に、「流氷オンザロック」をオホーツク海で楽しんだことがありますが、塩の味はしません。(笑)

 

今日、おうちの冷凍庫を開けた6歳女の子は、塩水が凍っていないことを確認することでしょう。そうです。水に塩が混入されると、分子の影響で、氷になる凝固点が、0度よりもさらに降下するというのが、科学的な説明です。

 

海水なら、-20℃以上にならないと、氷にはならないそうです。女の子の仮説は、見事に正解です。ちなみに砂糖水も凍ります。アイスキャンディには砂糖が入っていますね。

 

どうですか・・・子どもたちの遊びを発展させて、「科学の心」を育てる実験など、親子で取り組むにはもってこいですね。やってみませんか・・・