お楽しみ会

私が小学生の頃には、「お楽しみ会」が年に数回会って、それは、楽しみで仕方なかったですね。クラスの結束を高める効果もあったかもしれません。しかし、私の頃は、担任の先生がほとんどの内容を考えていたような気がします。

 

そして、今でも小学校で、「お楽しみ会」は行われています。あるクラスでは、お楽しみ会の中で、子どもたちが得意なことを披露する時間を必ず用意しています。ピアノや歌、手品といった特技の発表など、普段はなかなか見られない仲間の姿を知るきっかけになるといいます。

 

ただし、お楽しみ会も教育活動。決められた時間の中で活動できるようになって欲しいという考えから、1組5分以内と決め、司会やタイムキーパーの役割分担もあるそうです。

 

また、ある担任の先生は、「案を見て、危険なものがない限り、私は口出しも参加もしません」とし、子どもたちの自主的な活動であることを尊重して、担任は記録係に徹するといいます。時には、会が失敗に終わることもあるが、担任が関わってうまく作るよりも、子どもたちが失敗から何を学ぶかを考えることの方が大事だと強調します。

 

さて、話は変わりますが、みなさんのまわりには「名幹事」と呼ばれる人がいませんか。私も、中学高校の同期に、大学の1つ下の後輩、就職してからは、ざっと3人の名幹事のおかげで、楽しい酒を飲ませてもらっています。

 

「お楽しみ会」を企画する小学生の中から、きっと大人になって、仕事以外の機会でも活躍する人材が出てくるのかもしれませんね。

 

保育園の子どもたちを見ていると、「〇〇君や○○ちゃんは、きっと名幹事になるだろう~」と、すでに素質のある園児がいますが・・・(笑)