修学旅行がディズニーランド

屋上の外遊びの前に、クリスマス発表会の練習をするのが習慣化してきました。あと1か月ちょっとで、寺子屋園児は、劇に歌にダンスに楽器までも奏でないといけません。毎日少しずつ・・・頑張っています。

 

さて、今日は中学校の修学旅行の話です。私が中学の時の修学旅行は、定番中の定番「京都・奈良」でした。しかし、観光バスでの団体行動が主流だった当時に、グループ行動かつ行動ルートもグループで決めることができるという画期的な内容で、私の班の京都プランは、その時は、誰も知られていなかった、嵯峨野の「化野(あだしの)念仏寺」に行き、ひたすら「お地蔵さん」を愛でるという内容でした。今でもよく覚えています。

 

最近の中学校は、修学旅行がディズニーランドというところが増えているそうです。4年前の少し古いデータですが、東京にやってくる修学旅行(東北地方や東海エリアが多い)の23.3%の中学校が東京ディズニーランドに行くそうです。

 

みなさんは、この数字をどう思いますか?

 

私が最初に思ったのは、ディズニーランドは夢とファンタジーの非日常の世界なのに、制服姿の中学生が団体で登場するのは、どう考えても、ディズニーランドの景色としては、NGでしょ・・・オリエンタルランドとしても、良しとは思っていないでしょう・・・という感想です。

 

もっと、一般的な意見としては、修学旅行は少なくとも「修学」が目的なのに、テーマパークで遊ぶことなんて、ちょっと違うんじゃないの?!引率する職員だって、プライベートで楽しむならともかく、引率者なので、楽しむことも満足にできず、逆にストレスたまるでしょ・・・といったところでしょう。

 

しかし、そうでもないらしいです。

 

ある中学校では、「ディズニーアカデミー」という講座を受けるそうです。その目的は、ディズニーのキャストのゲストへのおもてなしの心を学ぶことができるそうです。

 

どうですか、ディズニーランドで遊ぶだけでなく、キャストから「世の中に出てからのプロの仕事」を学ぶことが目的と聞けば、少し納得してしまいますね。(笑)

 

あとは、地方都市では、修学旅行で初めてディズニーランドを楽しむ生徒が多く、保護者もそれを期待しているそうです。

 

最近の修学旅行事情は、私の時代とは大きく様変わりしていますが、同じクラスの仲間たちと、大切な思い出を作ることだけは、変わりないですね。