今日は、屋上にたくさんのダンボールを用意して、「好きに遊んでごらん・・・」と子どもたちの遊びが始まりました。教室内でのダンボール遊びは、よく行いますが、屋上での取組みは初めてです。火曜日の保育研究発表会で、ある保育園が実践していた内容が、楽しそうだったので、盗むことにしました。
子どもたちは、段ボールを組み立てて、小さなおうちを作り、その中で遊んでいます。フタを閉めて段ボールの中に隠れたり、顔を出して手を振ったり、靴を脱いで楽しむ園児もいました。絵本「そらいろのたね」のように、「これはオレの家だから、みんな出て行って!」とプチケンカもありましたが、予想通り、楽しく遊んでいます。
細長いダンボールを頭からすっぽりかぶって、「ロボットになる!」という男の子もいます。ショッピングセンターにある保育園ですので、ダンボールはいくらでもあります。これから、子どもたちの豊かな発想による遊びが広がっていきそうです。
ダンボールをキャンバスにして、ドロ絵の具でハンドペイントもやってみようと思っています。ジャングルジムもシーソーもブランコも必要ありません・・・子どもたちが考える遊びを屋上の環境でどんどん広げていきたいと思っています。
さて、「ほめ写」という言葉をご存知ですか。私も初めて聞きました。
ほめ写とは、子どもの写真を飾ることで子どもの自己肯定感を高めることだそうです。なぜ?ですよね。
例えば、家族と楽しく過ごしている写真や、運動会などでがんばっている写真、みんなが笑顔の写真を見ることで、「家族に愛されている」と実感でき、「あの時はがんばったな」と、自分に自信を持つことができるということだそうです。
何より笑顔の写真は、見る人を笑顔にしてくれますね。スマホの写真ではなく、写真を壁に貼ったり、みんなが集まる場所に飾ったりすることで、幸せな記憶が強化され、知らず知らずのうちに自己肯定感が高まっていくことは、脳科学的にも実証されているそうです。
子どもだけでなく、親自身も『子育てがんばってきた』と自己肯定感を高めることができそうですね。我が家も玄関に、長女4歳・長男2歳・次女0歳の笑顔の写真をずっと飾っているのですが、今もほっこりした気持ちになりますね。
そうだ・・・保育園の壁面には、子どもたちの写真をたくさん貼っています。知らず知らずのうちに、ホワイトきゃんばすの子どもたちの自己肯定感が高くなっているかもしれません。(笑)