朝は雨が降っていたので、屋上遊びは無理かな?と思いきや、太陽が急に顔を出してくれました。地面は、水たまりでいっぱいですが、子どもたちは、屋上遊びができるので笑顔で一杯です。
さて、今日は屋上ファームの大根を最後の1本に間引く作業をします。最初に種を蒔いた大根です。すると、大根の葉には「アオムシ」が何匹もいました。
子どもたちに「勇気がある人は、集まって!」と声をかけます。「アオムシを捕まえるぞ!」と言うと、虫嫌いの園児が集まらないもので・・・そして、作戦通り、虫嫌いの園児も「勇気がある」の言葉に、大根畑にやってきました。
アオムシは、モンシロチョウになります。春になるとモンシロチョウが屋上でも見られるようになります。だいたい10月くらいまで、屋上でも見ることができます。ちょうど、10月に大根の葉に卵を産み付けたようです。
子どもたちのアオムシ探しが始まりました。虫嫌いの5歳男の子と5歳女の子・・・「園長先生・・・ちょっと無理」と5歳女の子。「アオムシは、はらぺこアオムシに出てくる、かわいい虫だよ。もちろん、噛んだりしないよ・・・」と言うと、大根畑に残る決心がついたようです。
大根の葉は緑で、アオムシも緑なので、意外にも子どもたちは、なかなか見つけられません。虫好きで、ゴキブリも平気で触れる5歳男の子も「見つからないよ~」とギブアップです。仕方がないので、園長が見つけて、子どもたちが採集することにしました。
すると、別の5歳男の子が、見事に自分で見つけることができました。少し大げさに褒めると、大喜びのドヤ顔です。(笑)10匹くらいアオムシを採集して、保育園で飼育することにしました。
最後に、あまり知られていない、アオムシ豆知識です。
タマゴから孵化したアオムシの最初の食事は、葉ではありません。自分が入っていた卵の殻です。一番最初に、豊富なたんぱく質を取るのです。
よろしかったら、酔った席で「物知り」を装うために活用してください。(笑)