さいたま市内の18の保育園の報告会が、ざっと1カ月かけて行われます。昨日が初日で、「良い取組みを参考にさせていただく」という目的で参加させていただきました。
3つの園の報告を視聴しました。
ある保育園は、「タイヤ遊び」を深掘りした取り組みの報告です。最初は、20本のタイヤを園庭に置いたそうです。子どもたちは、そのタイヤを山のように重ねて遊ぶことから、次々と、自分たちで考えた遊びが増えていったそうです。真夏は、タイヤが熱くなって外遊びができないので、園内でのタイヤ遊びに発展していきます。
ホワイトきゃんばすの屋上の環境は、広さも環境も恵まれているのですが、子どもたちの遊びには伸びしろがあります。タイヤやビール箱、ロープ・・・まだまだあるでしょう。子どもたちの想像力や創造力がさらに発揮できる屋上の演出を考えないと・・・と思いました。もちろん、大人が「こうやって遊ぶんだよ」と答えを出す遊びではなく、子どもたちが自分で考える遊びのための演出です。
また、興味深い取組みを行う園がありました。「植物担当」「畑担当」「虫担当」「遊び道具担当」を職員で分けます。すると、それぞれの担当が、さらに深い遊びや学びを追求するようになっていきます。
植物担当の先生は、園庭にある植物の写真を教室内で子どもたちにわかるように、展示します。また、虫担当は、「成虫と幼虫」の写真を比較して、子どもたちの好奇心をくすぐります。
この取組みも、ホワイトきゃんばすの屋上に当てはめることができます。「屋上で見られる虫は、どんな虫がいるか?」「植物は何が生えているか?」これも、ちゃんとまとめて、子どもたちと学び合うところまで深掘りができると、もっと充実した屋上遊びにつながります。
もう一つの園は、ごっこ遊びを異年齢でさらに取り組んでいきたい・・・という内容です。これは、逆に、ホワイトきゃんばすの異年齢保育の実例を教えてあげたいと思いましたね。
18の園のうち、できるだけ多くの報告を視聴し、「良い取組み」は、ホワイトきゃんばす風にアレンジして、取り組んでいきたいと考えています。マネをするのではなく、盗むのです。(同じかな?)