平成30年度 運動会

快晴の天気のもと、平成30年度保育園ホワイトきゃんばすの運動会が始まりました。子どもたちは、元気に全員出席です。そして、遠くは北海道から、多くの家族が応援に駆けつけてくれました。応援席も満席です。

 

選手入場・・・大きい園児が小さい園児の手をつないで入場するシーンは、毎回の事ですが、ほのぼのとします。この運動会の1つの目標は、「勝ち負け」がつく競技の中で、子どもたちは、「勝った」「負けた」を受け入れながら、もっと大切な「最後まであきらめない心」を育むことです。

 

「かけっこやリレーで、勝った人は偉くはありません。負けた人はダメでもありません。では、みんなに質問です。今日の運動会で、一番、偉くてカッコイイ人は、どんな人ですか?」と園長あいさつで話をすると、6歳男の子が、パット手をあげます。

 

「頑張った人です!」思わず、保護者席から拍手がおこりました。見事、今回の目的通りの「大正解!」です。シナリオ的には、出来すぎです。(笑)

 

そして、さっそく徒競走「みんな元気にヨーイドン」がスタートしました。0・1歳児はママと一緒に走ります。2歳児園児は、自分の力で頑張りました。転んでも泣かないで、走り抜いた2歳児女の子に、早くも感動シーンです。

 

そして、距離が長くなり、寺子屋園児の闘いが始まります。毎日の連絡ノートの中で、保護者コメントには、子どもたちは、家でも「勝った負けた」の話が話題の中心です。紅白リーダー対決まで、手に汗握る展開となりました。保護者席にも緊張感がはしります。

 

ここでは、園児全員に、勝ち負けがつきます。しかし、全員ゴールテープまで全力で走る姿を見て「あきらめない心」を感じます。

 

「カメさんレース」は、段ボールで作ったキャタピラの中に子どもたちが入って、前が見えない状態で進みます。段ボールの中で懸命にもがく子どもたちに、会場は盛り上がります。

 

「パンダの兄弟」は、異年齢競技です。つながった2つの輪に入って走る競争です。練習では、先を急ぐために、小さい子を転ばせてしまうこともあったのですが、この競技は、勝つことに意味がないと、子どもなりに思ってくれたようで、笑いありの楽しい競技となりました。

 

そして、前半戦の大勝負・・・「サーキットレース」です。これも緊張感が走ります。今回は、サッカーボールを足に挟んでピョンピョン→三輪車レース→ネットくぐり→ゴールの競技内容です。ボールを落としても、最後まであきらめないで、逆転勝利・・・三輪車でこけてしまっても、すぐに立ち上がった4歳男の子・・・練習では、途中でやめてしまった4歳女の子は、三輪車が終わって転んでしまいました。しかし、最後までやり抜いて、会場の拍手をもらいます。

 

保護者席も「〇〇ガンバレ!」と大いに盛り上がります。そして、「あずみ苑」のおじいちゃん、おばあちゃんたちが、応援に駆けつけてくれました。車椅子で見学ですが、笑顔で子どもたちを見守ってくれました。ありがたいですね。

 

そして、いよいよ後半戦へ・・・つづきは明日