運動会前日

「もういくつ寝るとお正月」ではありませんが、ここ数日は、「あと〇回寝ると運動会だ!」という会話が常でした。そして、「今日寝ると・・明日は運動会だ!」となりました。

 

今日は、体操教室があるので、西文ひろばでの、「勝ち負けをつける競技」の練習はありません。今回の運動会は、練習の時から「勝った負けた」と子どもたちの心が揺れ動いた

シーンがたくさんありました。

 

現実の世の中で、生きていくためには、勝つことも負けることもある。しっかりと、子どもの頃から、勝ち負けを経験させる方がいい・・・と考える大人もいるでしょう。

 

逆に、勝つことに執着する世の中は、人の心も乱れ、勝ち負けつけること以外に、価値を見出すべきだ・・・と考える大人もいるでしょう。

 

どっちが正解で、どっちが間違えでもありません。子どもたちそれぞれが、運動会に向けての目標(大人のように明確ではありませんが・・・)を持ち、練習を行い、ついに明日は本番の運動会となります。

 

結果を受け止めて、子どもたちはそれぞれ成長していくのですが、保育園の考えは明確です。

 

「勝った人が偉いわけでもない。負けた人がダメな事でもない。一番凄いのは、一生懸命頑張った人だ!」これが、子どもたちに伝わるような運動会にしたいですね。