築地市場が83年の歴史に幕を閉じましたね。PTAで一緒に汗を流した仲間の一人が、大手水産会社に勤めています。彼には、「アメ横で売られている激安のマグロの正体」など、色々な事を教えてもらったのですが、昨日は、直立不動で、築地の最後を見届けたそうです。まだ、場外市場は残るので、たまには遊びに行きたいですね。
さて、私が高校時代の地学の先生・・・この先生の授業が今でも忘れることができません。授業が始まると、約20分ほどかけて、板書を始めます。私たち生徒は、それを黙って写す作業をします。そして、沈黙の20分が終わってから、ようやく授業が始まるのです。「何だよ!このノートを書く時間が無駄だよ。最初にプリント配ればいいじゃん!」と、私は不満を口にしていました。この先生は、今で言うイケメンで、女子生徒に人気があったので、半分ジェラシーもあったのですが・・・(笑)
みなさんも、中学高校時代に、悪い意味で記憶に残る授業が、ありませんでしたか?
ある女子高生の本当の話です。
『私は、高校1年生の頃、はじめて教科書に書かれていることを黒板に写すだけという、社会の授業を受けた。なんだこの授業は!?衝撃的だった。
今まで授業というものは、先生と生徒でつくっていくものだと思っていたため、ひたすら一方的な授業に疑問を感じた。しかし、私は高校に入学する時に、もし一方通行でつまらない授業に出会ったとしても、自分でバンバン質問して、おもしろい授業にしちゃえと意気込んでいた。
だから、バンバン質問した。「これについて、もう少し知りたいです」と・・・』
しかし、彼女が質問をするたびに、クラスの空気が変になっていきます。最後は「先生かわいそう・・・」という雰囲気になったそうです。要は、彼女と同じ問題意識を持ったクラスメイトがほとんどいなかったのです。
このままだと、「あの子は変なヤツ」の烙印を押されてしまうので、彼女は授業中に質問するのではなく、直接先生に尋ねたそうです。すると、かつては「何か質問ありますか?意見があれば言ってください」と生徒に投げかける授業をしていたのが、質問もなく、今の授業になったとのこと。定年まであち2年・・・今さらスタイルは変えられない。という先生の言い分です。
彼女は、幸にして、クラスメイトのいじめにあうこともなく「変わったやつだけど、本当のことを言うやつ」ということで、影響力を持つ存在になったそうです。
どうですか・・・この「授業」の現実をあなたはどう思いますか?
つづきは、あした・・・