子どもたちと演劇鑑賞

今日は、同じさいたま市西区にある保育園が、西文広場グランドで運動会でしたので、10人の子どもたちを連れて、見学に行きました。他の保育園の運動会を見ることはほとんどありませんので、子どもたちと共に勉強です。

 

3歳児未満の園児が中心の保育園ですので、ホワイトきゃんばすのように、徒競走やリレーなどの種目はなく、親子競技中心のほのぼのとした運動会でした。「おむつはかせ競争」が、子どもたちには一番受けていました。

 

 さて、小学生と年長園児合わせて4人を連れて、お昼寝タイムに演劇鑑賞をしました。埼玉県高等学校演劇祭の地区予選が、保育園近くの西部文化センターの大ホールで行われていました。

 

このホールは、ホワイトきゃんばすのクリスマス発表会の舞台になります。4人は、ここで経験したクリスマス発表会を思い出しながらの見学です。

 

鑑賞したのは、上尾高校演劇部の「OUT OF CONTROL」というタイトルの劇です。独特の世界観に、子どもたちは、舞台に見入っていました。

 

ストーリーは、核開発をする高校教師とその生徒たちとの物語です。生徒たちは、「自分のやりたいことは、自分で決めるんだ!」という考えのもと、核開発教師と対峙するのですが、最後はコントロールを失い、核ボタンを押されてしまうといった内容です。

 

大人が見れば、核の恐ろしさや戦争の悲惨さを訴えるメッセージが、この演劇のテーマであることはわかるのですが、子どもたちには、全く意味が分かりません。しかし、高校生の楽しいリアクションや声の大きさ、堂々とした演技に魅せられてしまいました。

 

小2と年長の女子が、「また演劇を見たい!」と琴線に触れたようです。

 

クリスマス発表会のラストステージは、昨年は「さるかに合戦」その前は「かぐや姫」「浦島太郎」「狼と7匹の子ヤギたち」と、園児たちの熱演が、今でも記憶に残りますが、高校生の演技を見て、子どもたちは、大きな感動を覚えたようです。

 

年長、小学生低学年でも、きちんとした「演劇」や「コンサート」などを積極的に経験させるべきだと、今日はつくづく感じた次第です。

 

まわりの観客は、大人と高校生しかいませんでしたが、ホワイトきゃんばすの子どもたちは、マナーよく鑑賞できました。

 

どうですか・・・我が子に、様々な分野の「本物」を経験させるのも親の仕事かもしれませんね。