今日の運動会の練習・・・サーキットレースに紅白対抗リレーのお試し練習です。まだ、紅白のチーム分けはしていません。この練習を通じて、力のバランスを考えて10月以降に決めます。
対抗リレーでは、早くも、寺子屋一番同士で、火花がバチバチです。最初の練習では、最速アンカー2名が、ほぼ同時にバトンを受け取り、練習にもかかわらず、手に汗にぎるレース展開となりました。そして、同時ゴールです。見ている方がハラハラドキドキです。(笑)
さて、アダプティラーニングという、新たな学習方法をご存知ですか・・・最近、ようやく耳に慣れた、アクティブラーニングとどう違うのか・・・
今、教育の世界では、児童生徒個々に寄り添うことが重要で、「誰も見捨てない」ことが理想といわれています。黒板の前に先生が立っての一方通行の授業は論外で、アクティブラーニングでも、声の大きい生徒が中心になってしまう可能性があり、教員のスキルが今の倍ぐらいにならないと「誰も見捨てない」授業は、絵に描いた餅です。
そこで、このアダプティブラーニングという学習法が最近、学校現場で注目を集めているそうです。日本語に訳すと「適応学習」となります。
「個々の生徒の理解度や学習の進捗状況をもとに、その生徒ごとに学習内容や方法を最適化する教育手法」が、アダプティブラーニングです。
こんなこと、今の学校の先生にできるの?と思いますね。当然、どんなに優秀な教師でも、普通ではできません。情報化が進み、爆発的にデータ解析技術が発達した現代だからこそ、可能になった手法です。つまり、民間企業のプログラムと学校がタッグを組むというやり方です。
もともと、この手法は、民間企業の人材育成に活用されています。企業の人材は、能力においても、まちまちですね。そこで、一人一人の能力をどう活用させるかが、企業に求められるマンパワーというわけです。
詳しいシステムは、私もまだ理解していませんが、一人一人に向き合う学習が進んでいくことには異論はありません。「アダプティブラーニング」という言葉・・・覚えておいてください。